教員紹介

輿石 哲哉

教授 KOSHIISHI Tetsuya

教員紹介

こんな研究をしています

  • 英語形態論(英語の語を中心とした領域.形態論が絡む音韻現象,形態現象,言語史なども含む).
  • 英語音声学・音韻論.
  • 英語辞書学(英語辞書の歴史,比較等).
  • 日本語との対照研究(書記体系,語彙構造等).

私の場合,一つの事象を理論的に突き詰め深化させていくタイプの研究ではなく,さまざまな事象を記述し,一見無関係に思われることを関係づけ,新たな光を当てていくタイプの研究になることが多いです.

 

こんな成果を挙げています

  • 『コンパスローズ英和辞典』(赤須薫監修・編集)文法解説を執筆. 2018 年研究社より出版.
  • 『歴史言語学』(服部義弘・児馬修編集)第 6 章「形態変化・語彙の 変遷」2018 年朝倉書店より出版.
  • ‘Two Types of Adjectives and the History of English Word Formation.’(単著,論文)2012 年『歴史言語学』(Historical Linguistics in Japan) 第 1 号 23-38 頁掲載.
  • Collateral Adjectives and Related Issues.(単著,書籍)2011 年 Peter Lang 社(Bern, Switzerland) より出版.

ほかに、こんなジャンルに関心をもっています

  • 英語が絡む事象全て.
  • 言語間の比較・対照研究全般.
  • 英語での作文指導,論文作成指導.
  • パソコン等を利用した英語の新しい学習法.
  • 時事英語,英語文体論.
  • 英語圏・欧州の言語・文化と歴史.

こんな授業を行なっています

学部授業では,ヴィジュアルを用いたプレゼン形式を採用しています.さらに授業支援システムによる事前・事後の情報提供等を行い,学生が理解を深められるよう心がけています.
大学院の授業では,学生の知識・興味等がさまざまなため,学生との話し合いをベースに授業の形式・進め方等を決めていきます.英語学,言語学の知識のない学生でも理解できるように,十分な例を挙げながら解説し,一見とっつきにくい方法論をできるだけ早く習得できるように努めています.また,英語や文化についても理解を深められるように指導しています.
 

学会や社会でこんな活動をしています

英語学的な知識を英語教育に活かすため,かつて3年経過,5年経過等の中高英語教員の研修講師を務め,辞書指導のあり方等を指導してきました.2012年,2015年にはJournal of Linguistics, Word Structureの論文審査員を務めました.
英米の大学院で10年余り研究生活を送った経験から,英語圏留学全般についてのコンサルティングや,海外の大学等との交流事業の企画・推進も行ってきました.また30回を超えて往き来をしているスコットランドの歴史・文化の紹介やその普及にも努めています.