ポリシー

カリキュラム・ポリシー

ポリシー

本学部の理念・目標に掲げる「総合的デザイン」能力を身につけた学生を養成するため、以下のような、海外における語学研修を含む外国語科目、文理様々な分野に関わる基盤科目、専門科目を体系化し、一体的に学ぶことができるカリキュラムとしている。

  1. 外国語科目(英語などの語学や海外語学研修)
  2. 基盤科目(総合系、人文社会系、理工系、留学生科目)
  3. 専門科目(導入科目、基礎科目、展開科目、特別科目)
  4. その他(他学部公開科目など)

これらの科目体系の編成に際しては,以下の事項に配慮している。

  1. 国際的視野を涵養するための長期の海外語学研修を含む外国語科目の充実
  2. 文理を問わず他の学問との知識の融合と、専門科目への一体的な展開を目指した基盤科目の充実
  3. 多様な学びを支援するための導入科目の充実
  4. 専門の基礎的科目と専門教育の連携と、その体系的な編成・配置
  5. 実務と結びついた演習・実習教育、スタジオ教育の充実
  6. 多分野の先端技術に対応するための学科間の共通科目の設置
  7. クラス制・担任制導⼊による個人差や多様性を尊重した少人数教育の充実
  8. 社会への情報公開や説明責任の遂行に必要な倫理観を養うための技術者教育の充実

建築学科

工学的教養と専門のシームレスな融合に基づく建築学の知識と技術を体系化したカリキュラムとしている。

1.開講科目の体系

① 外国語科目
② 基盤科目
③ 専門科目

2.五つの専門科目系と目標

専門科目に以下の五つの系を配置し、それぞれに目標を設定している

  • 建築デザイン:理論と美的視点に基づき、建築の企画・計画の流れを把握し、建築・都市という実体にまとめ上げる手法を希求する。
  • 建築史・都市史:都市と建築の歴史を学び、その成立した社会的・文化的背景を把握し、将来の都市や建築の再生へ活用する。
  • 環境工学・建築設備:環境保全への配慮をしながら、安全・健康・利便・快適な空間を提供するための技術を追求する。
  • 建築構造:科学と技術の叡智により、安全・安心で持続的な構造物を合理的かつ美しく設計する手法を探求する。
  • 建築構法・施行:先端的な構法と施工技術について研究し、建築材料や工法の観点から現代の社会的責任を果たす術を模索する。

3.科目体系が備える特徴・教育効果

  • 基盤科目は、専門科目と連携し、工学的知識と学際的教養の円滑な修得が図られるよう体系化している。
  • 専門科目は、工学的な知識・理論に芸術的な素養を重合させるとともに、五つの系が有機的に結びつくように構成している。
  • 五つの系を横断する少人数教育による PBL(学生が課題に取り組むプロジェクトベースの学習)科目としての各種のスタジオを配置し、実践的な能力の育成を図っている。特に、1年から4年次まで通して、建築設計を総合的に学ぶデザインスタジオを配置し、個性の発見と伸長を図っている。

都市環境デザイン工学科

一般教養、語学などから基礎・専門に至るまでの都市環境デザイン工学の知識と技術を体系化したカリキュラムとしている。

1.開講科目の体系

① 外国語科目:英語、英語以外
② 基盤科目:総合系、人文社会系、理工系、留学生科目
③ 専門科目:
(i) 導入科目
(ii) 基礎科目
(iii) 展開科目
(iv) 特別科目

2.三つの専門科目系と目標

(ii)基礎科目と(iii) 展開科目に関しては三つの専門科目系が以下のように設定されており、それぞれの目標に向かって学修する。
Ⅰ. 都市プランニング系:持続可能で美しい都市や国土を実現するために、都市機能・環境・景観・歴史文化等の多様な観点に関する分析・計画・デザインについての知識と技術を修得する
Ⅱ. 環境システム系:自然との共生と災害の軽減・緩和を果たす環境システムを創り維持するための基礎学理と先端技術を修得する。
Ⅲ. 施設デザイン系:安全で機能性の高い構造物をデザインし、維持・活用するための知識と技術を修得する。

3.科目体系が備える特徴・教育効果

  • 初学年及び2年度に配置された導入科目を通して専門科目への円滑な移行が可能である。
  • 地域・国際社会で活動する技術者となるために、外国語・基盤科目・学科基礎科目の受講を通して人文・社会・自然科学に関する基礎知識、外国語能力、技術者倫理などを修得できる。
  • 基礎から専門科目に至る学術・技術体系の階層性、専門科目間の相関構造を正しく理解し、総合デザイン能力着実に醸成されるように、授業科目が体系化されている。
  • 実習・演習・スタジオ系科目においては知識体系の実質化・実装性を体験でき、充実したアクティブ・ラーニング授業が進められている。
  • 基礎科目の履修によりデザイン工学全般にわたる最新技術情報を修得し、総合デザイン能力を確実に習得できる。
  • クラス担任制度を導入し、各自が備えた資質・個性の多様性を活かした少人数授業を受講できる。
  • 達成度自己評価システムによって、各学年・就学段階における学習目標達成度、GPA、技術者資格要件の充足状況などを学生自身が自主管理し、必要に応じて担任教員の支援を受けながら効果的にディプロマ・ポリシーを実現できる。

システムデザイン学科

システムデザイン学科は、人間中心の機能的・美的デザインを基本に、横断的な知識の融合と豊富な実習体験を通して、コンセプトデザインからプロダクションマネジメントまで、「もの・システムづくり」を総合的に学ぶカリキュラムとしている。

1.全科目を以下の3つの区分に分け、総合的な知識や能力を身につける。
①外国語科目
②基盤科目
③専門科目

2.外国語科目を1年次に集中的に学修することで、実用的な英語能力を修得する。また、海外英語研修などの英語に関する専門科目を通して、英語によるコミュニケーション能力の向上を図る。

3.基盤科目は、幅広い教養の修得を目指して,総合系・人文社会系・理工系の各区分に科目を配置する。このうち理工系には数学や力学、総合系にはプログラミング、図形科学、統計学、認知科学などの科目を配置し、専門科目を学修するうえで必要となるデザイン工学的教養を修得する。

4.専門科目は、もの・システムづくりを「クリエイティブ」(クリエーション系)・「テクノロジー」(テクノロジー系)・「マネジメント」(マネジメント系)の3つの視点からとらえ、これらをバランスよく履修することで、もの・システムづくりに必要な知識や技術、考え方を多角的に学ぶ。

クリエーション系:人々が求めている"何か"を具体的な形にするために、構成力、編集力、発想力、問題発見能力とそれを他人に対して説明できる能力を修得する。
テクノロジー系:構想やアイデアを実現するための具体的な構造や機能を、現実世界の中で設計し、それを現実のものやシステムとして作り上げ、動かして見せるための知識と技術を修得する。
マネジメント系:経営戦略や、マーケティング、そして最適オペレーションなど、システムデザインを実際に社会の中で人々の手によって実践するために必要な知識と技術を修得する。

5.製品・サービスの提案・開発・評価などを行う創成型・プロジェクト型科目により,実社会との連携を取りながら、総合的デザインに対する動機付けや実践的な能力を修得する。また卒業研究・卒業制作を通して、もの・システムづくりに関するより高度で専門的な視点・知識・技術、ならびに研究や制作の成果を論文や作品としてまとめ上げる能力を修得する。