デザイン工学部について

学部教育の目標

デザイン工学部について

「工学」と「美学」の融合により、時代に先駆けて新しい文化を創造する「総合デザイン」教育。

これからの工学は、専門知識だけでなく、環境・バイオ・福祉・文化など、幅広い分野を理解する必要があります。全体的な視野を持ったデザインを「ホリスティックデザイン(総合デザイン)」と言います。様々な分野の基礎知識を身につけ、全体を通してコラボレーションを実現できる人材の育成をめざしています。

カリキュラムについて

幅広い分野の知識習得を目指す本学部では、学ぶ分野が多岐にわたります。多くの科目を並行して効率的に学ぶため、本学部では独自のクオーター制(1年4学期制)を採用しています。また各学科とも実習やフィールドワークを行い、実践的教育を重視したカリキュラムを設けています。

クオーター制

密度の濃い短期集中型の学びを実現するために、1年を4つの学期に区切る制度です。
1年をA期(4月上旬~6月上旬)、B期(6月上旬~7月下旬)、C期(9月中旬~11月上旬)、D期(11月中旬~12月下旬、1月上旬~2月上旬)の4つの学期に授業が完結し、単位を修得します。

  • 夏季休業(7月下旬~9月中旬)、冬季休業(12月下旬~1月上旬)

1科目の授業が週2回行われるため、短期に集中して学ぶことができ、より密度の高い授業を展開できます。そのため、留学や実習に集中して取り組むことができます。

履修系統図(カリキュラム・ツリー及びマップ)

ゼミについて

導入ゼミ

入学直後から専任教員の指導の下に様々な体験型ゼミナールを実施いたします。大学における学びのヒントを活用し、学生自らが、論理的に思考し、議論し、レポートを作成します。また、担当教員から与えられた課題やテーマに対する解決策の提案や積極的に取組む姿勢が必要になります。効率的なノートの取り方や参考文献の探し方など大学で学習の基本を学びます。

専門ゼミ

専門性の高い授業を少人数で実施いたします。調査と議論を重ね、卒業論文及び卒業制作へと形にしていく過程は、真剣に学問と向き合う貴重な体験で、辛くとも達成感を得られます。

1年次 プレイスメントテスト・TOEFL試験を通して今の自分の学力を確認します。また、導入ゼミナールや各学科の導入科目を通して工学的な基礎や学科の基礎を学びます。
2年次 学科の基礎論理を学び、理論とデザインの関係を理解します。また、体験的に身につけたスキルを活かし学科の専門領域への展開に繋げていきます。
3年次 制作実習を本格的に始めます。学科によりゼミに所属し、理論と技術を深めながら、自分が希望する領域・系・分野について、より専門的な内容を学んでいきます。
4年次 4年間の学問の集大成として、卒業論文をまとめます。
人を理解し、人と繋がり、ビジネス全体を俯瞰できる人材として社会へ踏み出していきます。

少人数の教育システムについて

専門的な技術や知識を身に着け、多元的な視点と論理的思考を養うためには学生同士および学生と教員の議論が大切です。本学部では、アクティブラーニングや研究室単位の授業を多く取り入れ、学生と教員の双方向の活発な対話と質疑応答ができる少人数教育を実現しています。

少人数の教育システム

他学部を体験できる公開科目

幅広い視野と柔軟な思考力を兼ね備えた人材の育成を目指し、多くの学部で、専門教育科目を他学部に公開しています。200以上の科目が公開科目になっており、「英語で行われる授業で集中的に英語力を身につける」、「新聞記者、税理士、証券会社員など専門家の講義により仕事の最前線を知る」、「国際化」「まちづくり」など興味のあるテーマについて広く学ぶなど、学部横断的に様々な角度から学習する事ができます。