デザイン工学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。
- 入学段階において,プレイスメントテストを実施し,アドミッション・ポリシーで求める基礎学力について測定する.また,初年次の理工系基盤科目の結果と対照し,基礎学力の向上を測定する。
- 初年次外国語教育において,3回のTOEIC-IP受験をとおして,アドミッション・ポリシーで求める文化多様性を理解する上で必要となる言語能力の向上について測定する.また,英語教育委員会において随時教育内容の検証と見直しを行う.
- 各年次において,「学習達成度評価システム」を用いて学生自身が履修状況を確認することにより,学習達成度を測定する.
- 各年次において,学科毎に定めたGPA基準を満たさない学生に対して面談を行い,成績不振の原因を把握し,成績改善の有無を追跡測定する.
- 基盤教育段階から専門教育段階あるいは卒業段階への移行年次において,学科毎に履修単位数に基づく進級基準を定め,進級に必要な学力を測定する.
- 各種PBL科目での共同作業をとおして,ディプロマ・ポリシーで求める「社会の一員としての協調性」について測定する.
- 演習・実習教育やスタジオ教育などにおいて,ディプロマ・ポリシーで求める「工学の知識体系を背景とした総合デザイン力」を測定する.また,成果発表の機会を複数設け「コミュニケーション力」を測定する.
- その上で,卒業研究あるいは卒業研究・卒業制作を通して,ディプロマ・ポリシー全般にわたる能力について総合的な測定を行う.
■学習成果を把握(測定)する方法(デザイン工学部)