デザイン工学部について

学部長メッセージ

デザイン工学部について

何でも生み出せる時代に、何を創るのか

いま、私たちの手のひらには、かつて夢物語でしかなかった力が宿っています。スマートフォン1台の中には、半世紀前の世界中のコンピュータを結集させた能力を遥かに凌ぐ計算力が詰まっていると言われます。技術の進化は、現実をSFの世界へと変貌させました。

あらゆることが「可能」となった時代において、私たちが真に問われているのは、「何を創るのか」という根源的な問いです。優れた技術や知識を持ち合わせるだけでは、複雑化する社会の課題に応えることはできません。求められるのは、確かな哲学と、未来を見通すビジョン。そして、それらを形にする想像力と創造力です。

技術を、誰のために、どのように活かすのか。問い続け、学び続ける意志こそが、より良い未来を築く礎となるはずです。

私たちデザイン工学部は、知と技をつなぎ、社会に貢献する新たな価値を創出する場です。ともに考え、ともに創り、ともに未来をデザインしていきましょう。

デザイン工学部長  岩佐 明彦

デザイン工学部長  岩佐 明彦