法政フォトジャーナル(2019年度)

令和元年度「公認会計士試験合格者交流会」・「公認会計士試験合格祝賀会」を開催しました

  • 2020年02月14日
法政フォトジャーナル(2019年度)

1月25日(土)、高度会計人育成センター主催による『公認会計士試験合格者交流会』、公認会計士法友会主催による『公認会計士試験合格祝賀会』を市ヶ谷キャンパスのボアソナード・タワーで開催しました。

今年度の公認会計士試験では、本学(学部・大学院)から34名が合格しました。このうち16名が在学中での合格、20名は高度会計人育成センターが主催する会計専門職講座の出身です。また、合格の出身学部・研究科は、経営学部、経済学部、イノベーション・マネジメント研究科(アカウンティング専攻)をはじめ、法学部、文学部、理工学部、キャリアデザイン学部、生命科学部、理工学研究科と、多岐に渡っています。

『公認会計士試験合格者交流会』では、センターの運営委員をはじめ、会計専門職講座の講師、講座の後輩学生も駆けつけ、合格者との会話に花を咲かせていました。会の最後には、後輩から合格者へ記念品が贈られ、和やかな雰囲気で終了しました。

引き続き行われた『公認会計士試験合格祝賀会』には、田中優子総長をはじめ、日本公認会計士協会の柳澤義一副会長、大学常務理事、監事、後援会、校友会、同窓会及び士業の会の役員、学部長、担当教授などの大学関係者、公認会計士のOB・OG、約140名が出席し、盛大な会となりました。

田中総長の祝辞では、「先生方や先輩方の指導、様々な支えがあったことを忘れないでください。そして、今度は、先輩として皆さんがそのような立場に立ち、人を導いていっていただきたいと思います。また、合格は到達点ではなく出発点であることを認識してください。私は、皆さん一人一人が現場に出て行ったときに、どのような仕事をするのか期待をしています。公認会計士の仕事は幅広く、社会に貢献するもので、とても価値のあるものです。「士」のつく仕事はなくなるという人もいますが、決してなくならない。しかし、仕事の内容は変わります。公認会計士に対する社会の要請が変われば、それに応えていかないといけません。そのためには、これからも勉強をしていかないといけない。日々新たな気持ちで、新しい社会のことを学びながら、いい仕事をしていっていただきたいし、いい社会を作っていっていただきたいと思います。お一人お一人に対して、心から敬意を払うとともに、期待を寄せております。」と述べられ、合格者にとって、気を引き締める一言になりました。

さらに、来賓の柳澤義一副会長からは、合格者に対して、「仕事に対して焦ることはありません。学生の方がいましたら、大学4年までしっかり勉強し、大学生活をしっかり過ごしてもらってから仕事に就くようにお願いしたいと思います。これから何十年も仕事はできますし、皆さんは将来の伸びしろをたくさん持っていますので、目の前の仕事にあまり焦る必要はありません。また、特に「士」業で大事なのは人間性、人とのコミュニケーションであり、これらを高めていくための努力が必要です。そのためには、先輩方との付き合いというのもとても大事だと思います。せっかく並み居る先輩方、大学の先生方、いろいろなところで関係を持てるわけですから、普通の学生ではこのような関係はなかなか持てませんので、こういう公認会計士法友会、法政士業の会等にどんどん積極的に顔を出して、いろいろな先生方とおつきあいをして、教えを乞うとか一緒にお酒を飲みに行くとか、そういうところで人間性を磨いていくのが、「士業」としては一番大事なことではないかなと思います。」とご祝辞・激励の言葉をいただきました。

また、本学の名を高めることに著しく寄与したとして、在学生の合格者には後援会の渡辺康太会長から「後援会賞」、卒業生の合格者には校友会の佐々木郁夫会長から「校友会賞」が、それぞれ授与されました。

会の途中、先生方やOB・OGからの厳しくも温かいお祝いと激励の言葉が合格者に送られ、最後は、応援団・チアリーディング部のエールで全員円陣を組んでの校歌斉唱で終了しました。

高度会計人育成センターが実施している会計専門職講座は、今年度で6年目を迎え、年々合格実績を上げています。引き続き、高度会計人育成センターでは、公認会計士法友会からも協力を得ながら、公認会計士を志望する学生を支援していきます。

合格者との歓談(交流会)

合格者との歓談(交流会)

後輩から記念品贈呈(交流会)

後輩から記念品贈呈(交流会)

集合写真(祝賀会)

集合写真(祝賀会)

田中総長の祝辞(祝賀会)

田中総長の祝辞(祝賀会)

歓談の様子(祝賀会)

歓談の様子(祝賀会)

校歌斉唱(祝賀会)

校歌斉唱(祝賀会)