法政フォトジャーナル(2019年度)

【市ケ谷】手話講座 入門編(全8回)を実施しました

  • 2019年12月19日
法政フォトジャーナル(2019年度)

市ケ谷ボランティアセンター主催で、手話講座入門編を全8回にわたり実施しました。10月3日、10日、24日、11月7日、14日、21日、28日、12月5日の木曜日に講座を行い、36名の学生が参加しました。

手話講座入門編では、NHK手話ニュースキャスター中野 佐世子先生を講師に招き、自己紹介をはじめ、基本的なあいさつから、聴覚障がい者について、また障がい者に関しての法規にも触れながら理解を深めていきました。テキスト「遊んで学べる手話ゲームブック」を基本に、手作りの教材も使用し、歌を交えて多くの手話表現を覚えました。
最終回には補助犬の紹介DVDを見て、障がい者が行動する上で大切なパートナーである補助犬の存在を、もっと広める必要があることも学びました。
講義を通じ、障がいのある方だけでなく、困っている方を見つけたら、何ができるか考えて、まず声をかけようという気持ちを持つことの重要さを知ることができました。
参加学生からも「ここで覚えた手話を、普段の生活や就職した後にも生かしていきたい」という声が聞かれました。ボランティアセンターでは、これからも福祉を学び実践していけるプログラムを進めていきます。

【参加学生の感想】

8回という短い間でしたが、毎回、楽しく手話を学ぶ事ができました。ドラッグストアでのアルバイトで耳が聞こえない方がご来店されてから、お伝えしたいと思った事がきっかけで今回参加させて頂きました。新しい言語を学んでいるようで新鮮でした。また、障がい者についてやどのようにお手伝いをするのかということを講義で学び、驚く事や初めて知った事も多かったです。今、4年生でもうすぐ社会人となりますが、これから今回学んだ事を活かしていきたいです。

社会学部社会学科4年 杉浦 美優

私は、デフ・フットサルの日本代表選手として活躍する友人がいたことがきっかけで今回の手話講座に参加させていただきました。彼は後天的な聴覚障害者だったので、口の動きを読み取って日々の会話はできていました。しかし、今回の手話講座で耳が聞こえない人の日常生活の中での大変な点をたくさん学び、もっと手話を練習して、彼と話したり手伝ったりできるようになりたいと思いました。授業では、中野先生の丁寧で優しい説明のおかげで、たくさんの手話を楽しく覚えることができました。これからも少しずつ手話を覚えていこうと思います。またどこかの手話センターでお会いできたらうれしいです。短い間でしたがありがとうございました。

文学部英文学科2年 大平竜来

手話はずっと前から興味がありましたが、なかなか機会がなくできずにいました。そんな時に手話講座のチラシを見つけて嬉しかったです。わかりやすく、丁寧で、楽しく学ぶことができたのでコミュニケーションの1つとしてもっとできるようになりたいし、手話を使って会話したり、今自分がしている仕事で、告知する際の通訳としても使えるようになりたいと思っています。またぜひ手話講座してほしいです。もっとずっと長くてもいいかなって、知れば知るほどもっと学びたいと思える手話だったので毎週木曜日に学校行くこと楽しみにしてました。ありがとうございました。

法学部法律学科1年 藍原 由梨奈

歌に合わせて手話を覚える

歌に合わせて手話を覚える

中野先生の楽しい授業にひきこまれる

中野先生の楽しい授業にひきこまれる

ペアになって覚えた手話で会話

ペアになって覚えた手話で会話

8回の講座を終えて集合写真

8回の講座を終えて集合写真