法政フォトジャーナル(2016年度)

「学食で東北・熊本名物を味わってみませんか?~復興支援メニュー~」を実施しました

  • 2017年01月18日
法政フォトジャーナル(2016年度)

ボランティアセンター学生スタッフのチーム・オレンジが、ボアソナード・タワー地下1階の食堂フォレストガーデンで、学食の委託業者である東京ケータリング(株)の全面協力をいただき、11月28日(月)~12月2日(金)、12月5日(月)~12月9日(金)に「学食で、東北・熊本名物を味わってみませんか?~復興支援メニュー~」を実施しました。

東日本大震災から5年9か月また、熊本地震から8か月が経ち当時の記憶が少しずつ薄れていく中、東北の被災地支援を行っているチーム・オレンジは、震災の出来事が風化していくのを防ぐために被災地に関心を寄せてもらえるように企画しました。チーム・オレンジのメンバーが被災地にちなんだ料理を選び、学食で提供できるよう東京ケータリング(株)と打ち合わせを重ねて実現し、この企画内容やチーム・オレンジの活動についての宣伝にも熱を入れました。さらに、売上の一部を義援金として被災地の人々に寄付することができました。

今年度は復興支援メニューの食券を券売機ではなく手売りで販売する形をとり、チーム・オレンジのメンバーが11時~13時30分の期間、交代で復興支援メニューの食券販売を行いました。企画の実施中は、声を出しての宣伝や手書きのポスター掲示や手作りのPOPで装飾を作るなどの工夫をした結果、今年度の実施期間は2週間にもかかわらず復興支援メニューを合計731食提供し、3週間行った昨年度の食数(720食)を上回ることができました。
一食につき100円を募金したので義援金は73,100円となり、これを熊本、岩手、宮城、福島の義援金口座に寄付しました。

食数
福島ソースかつ丼(11/28~12/2)416食
熊本ラーメン(12/5~12/9)315食
合計731食
売上365,500円(料理は両方一食500円)
募金額73,100円(熊本、岩手、宮城、福島の義援金口座に4等分して寄付)
協力東京ケータリング(株)

学生スタッフの感想

今年は熊本で震災があったため、熊本にちなんだ料理を出すことにしました。復興支援メニューの食券を手売りしたので多くの人手が必要になりましたが、本企画を担当していないメンバーも積極的に協力してくれたため、チームの結束力を改めて実感することが出来ました。
また、手売り販売をすることによって、復興支援メニューを購入してくれた学生の声や表情を直接確認することができ、今まで準備してきた苦労が報われました。
私たちの準備不足や確認不足も多々ありましたが、今回ご協力をしていただいた東京ケータリング(株)の方々のフォローもあって、無事に企画を成功することができ、大変感謝しております。これからも震災の風化防止や被災地支援のための活動を継続していきたいと思います。

【ボランティアセンター学生スタッフ(チーム・オレンジ)】渡辺 康太(法学部・法律学科2年)

とろろ明太入りの熊本ラーメン

とろろ明太入りの熊本ラーメン

ソース多めの福島ソースかつ丼

ソース多めの福島ソースかつ丼

声をだし復興支援メニューを宣伝している学生スタッフ

声をだし復興支援メニューを宣伝している学生スタッフ

熊本ラーメンを購入した学生

熊本ラーメンを購入した学生

学生スタッフが作成した手書きの復興支援メニューの 説明

学生スタッフが作成した手書きの復興支援メニューの 説明

復興支援メニューを手売りしていた学生スタッフ

復興支援メニューを手売りしていた学生スタッフ