法政フォトジャーナル(2016年度)

「東北・熊本物産展 ~何かできる範囲で被災地支援をしたいと考えている方へ~」を実施しました

  • 2016年08月24日
法政フォトジャーナル(2016年度)

ボランティアセンター学生スタッフ チーム・オレンジが、一口坂校舎1階情報発信スペースで7月7日(木)・8日(金)に「東北・熊本物産展~何かできる範囲で被災地支援をしたいと考えている方へ~」を実施しました。

東日本大震災の被災支援に取り組んでいる学生スタッフ「チーム・オレンジ」は震災の記憶が風化したり、ボランティアのあり方が変化したりするなか、再び被災地に目を向けてもらうために昨年7月に「東北物産展」を初めて開催しました。4月の熊本地震を受け、今回は熊本の物産もそろえ、北と南両方の復興支援につながるようと企画し、岩手県軽米町産のコクワの実でつくった「さるなしドリンク」や太い麺と鶏ガラスープが特徴の「熊本の桂花ラーメン」などの学生がセレクトした商品を販売しました。

また今回の物産展の目玉として本学の公式キャラクターの「えこぴょん」と熊本のPRキャラクター「くまモン」のコラボグッズを企画し販売しました。

チーム・オレンジの学生たちは、多くの人々に来てもらうために、7月6日にえこぴょんと協力してフォレストガーデンで物産展PRイベントの実施や、手書きのポップの作成や、一口坂校舎の前ではっぴを着ての積極的な呼び込みをおこなった結果、2日間で来客数は312名に達しました。
また売上額は、253,930円に達し、利益の24,085円はすべて、熊本、岩手、宮城、福島の義援金口座に寄付いたしました。

被災地の復興を支援するため、震災を風化させないためにも、市ケ谷ボランティアセンターでは、今後もこのような取り組みを企画していきます。

来客者数312名
売上額253,930円
利益24,085円
(熊本、岩手、宮城、福島の義援金口座に全額寄付)
協力株式会社エイチ・ユー

企画学生の感想

東日本大震災から発足した支援団体であるチーム・オレンジで昨年度から企画し始まった物産展ですが、今年はどう進めるか決める最中に熊本の地震が起こりました。その後の物産展の会議でスタッフから今年度は、東北はもちろん熊本の商品も売って支援したいとの声が自然と出ました。スタッフの中には熊本出身者もいなく、意識する機会が少なかったため、名産物や郷土料理を調べました。その中で選んだ商品から熊本の良さを伝えられたらいいなと思っています。
今回の物産展は東北支援だけではなく、熊本支援とコラボグッズの作成によりマスコミに取り上げられて、多くの方々に足を運んで頂き大変嬉しく思っています。企画のリーダーとして運営の大変さも感じましたが、多方面の協力により無事に終えることが出来ました。発注及び場所の提供に協力して頂いた株式会社エイチ・ユーの関係者には、運営の面で大変お世話になりました。これからも震災を風化させない支援活動を継続していきたと考えています。

【ボランティアセンター学生スタッフ(チーム・オレンジ)】岡﨑 健斗(キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学科3年)

関連リンク

えこぴょんと協力してフォレストガーデンでPRイベント

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えこぴょんと協力して炎天下での呼びこみ

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集合写真

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えこぴょんを交えての集合写真

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さるなしドリンクを外で販売している様子

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店内でコラボグッズについて説明

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