法政フォトジャーナル(2015年度)

「起業体験イベントStartup Weekend HOSEI」開催

  • 2015年07月29日
法政フォトジャーナル(2015年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、NPO法人Startup Weekendと共催で7月3日(金)~5日(日)の3日間にわたり、「起業体験イベント Startup Weekend HOSEI(SWH)」をボアソナード・タワー26階のスカイホールで開催しました。本学での本イベントの開催は今回で3回目となりますが、前年よりも参加者が増え、本学の学生を中心に他大学の学生、大学院生を含めた47名の学生が参加しました。

NPO法人Startup Weekendは、世界110カ国、700以上の都市で活動している起業家コミュニティです。SWHは学生によるStartup Weekend開催として大きく注目を集め、田路則子所長(経営学部教授)がオーガナイザーの中心となり、田路ゼミナールの方々が企画・運営を行いました。また、メンターとして、金谷敏宏氏(日本郵便株式会社物販ビジネス部係長)、松本裕介氏(株式会社ベネッセホールディングス介護・保育カンパニーweb戦略部)、田村秀行氏(スターゼン株式会社品質管理部門)、戸田多美氏(株式会社LIXILグローバルコーポレートコミュニケーション部)、小川裕大氏(株式会社ライボ代表取締役CEO)、児玉靖司氏(経営学部教授)、岩佐克氏(みんなのマーケット株式会社モバイルアプリエンジニア)に、田路所長を合わせた計8名の方々にご参加いただき、様々な観点から貴重なアドバイスをいただくことができました。

Startup Weekendでは、実際の起業と同じようにチームビルディングから行い、最終日のプラン発表までにMVPと呼ばれる、最低限の価値を提供できるアプリやHPの試作品を作成します。3日間のなかで「頭ではなく、手や足を動かす」という理念に重点が置かれ、各チームが大学の外まで足を運び自分たちのターゲットに直接インタビューしたり、SNSを使ってアンケートをとったりする姿が印象的でした。

最終日のプレゼンテーションでは、浜野勇介氏(みんなのマーケット株式会社代表取締役)、佐藤昌宏氏(デジタルハリウッド大学大学院特任教授)、長野秦和氏(KLab Ventures 株式会社代表取締役社長)の3名の専門家による審査が行われ、「身長の低い女性のための、クラウドファンディング型ショッピングプラットフォーム」を考案したチーム、“S-mall”(エスモール)が優勝しました。また、惜しくも優勝は出来なかったものの英語で自分たちのサービスをプレゼンするチームが2チームあり、イベントの成長を感じさせられました。
ぜひまた来年も本学でStartup Weekendを開催し、運営としてもさらによりよいイベントを提供できればと思います。

会場の様子

会場の様子

田路則子所長

田路則子所長

プレゼンテーション

プレゼンテーション

参加者・スタッフ集合写真

参加者・スタッフ集合写真