法政フォトジャーナル(2010年度)

公開講座「企業家活動でたどる日本の自動車産業史―日本自動車産業の先駆者に学ぶ―」第3部を開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2011年01月03日
法政フォトジャーナル(2010年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、12月18日(土)にエクステンション・カレッジとの共催による公開講座「企業家活動でたどる日本の自動車産業史―日本自動車産業の先駆者に学ぶ―」(全3部・有料)の第3部を開催し、20人の方が受講しました(会場:市ケ谷キャンパス、ボアソナード・タワー25階イノベーション・マネジメント研究センターセミナー室)。

今日、自動車産業は激動の時代を迎え、各メーカーとも生き残りを賭けた活動を展開しています。今年度の講座では、日本自動車産業の創生と発展をけん引した代表的な企業家を取り上げ、彼らの斬新な構想力と革新的な活動の視点からわが国の自動車産業史を検証します。21世紀の自動車産業のあり方を展望する上で、彼らの企業家活動は示唆に富み、学ぶべき教訓は多いと思われます。講義は、イノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーと外部の専門家が担当します。

当日は、宇田川勝経営学部教授(イノベーション・マネジメント研究センター所員、「企業家史研究会」代表)の司会のもと、四宮正親氏(関東学院大学経済学部教授、「企業家史研究会」メンバー)が「自動車産業の発展(1):神谷正太郎、大野耐一、豊田英二」について、太田原準氏(同志社大学商学部准教授)が「自動車産業の発展(2):本田宗一郎、藤沢武夫」について、長谷川直哉氏(山梨大学大学院医学工学総合研究部准教授、「企業家史研究会」メンバー)が「自動車産業の発展(3):鈴木道雄、石橋正二郎」について、それぞれ講義を行いました。

講義終了後には、全3部のうち2部以上の講義を受講された14人の方に修了証書が授与されました。

本講座は、今回の第3部をもって終了となります。第1?3部までのプログラム等については、下記リンク先(エクステンション・カレッジのホームページ)をご参照ください。

  • 四宮正親氏
  • 太田原準氏
  • 長谷川直哉氏
  • 宇田川勝教授
  • 講義の様子
  • 質疑応答