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多摩キャンパスでは、8月6日(土)、11日(木・祝)の2日間、多摩オープンキャンパスを開催しました。3年ぶりの8月開催となった今回は、事前予約制による人数制限や二部制での実施など、感染症対策を十分に講じた上での開催となりました。ご来場いただいた皆様におかれましては感染症対策へのご理解・ご協力誠にありがとうございました。
当日は各日約2,000人の受験生・保護者の皆様がキャンパスを訪れ、学部説明会・模擬授業、施設見学、食堂営業だけではなく、本学学生が工夫を凝らした多彩な学生企画に参加し、キャンパスの雰囲気や学生との交流を楽しみました。今回の実施にあたっては、学生スタッフの「多摩オープンキャンパスリーダーズ」が主体となり準備を進めてきました。以下、多摩オープンキャンパスリーダーズ代表・副代表からのコメントを掲載します。
私たち、多摩オープンキャンパスリーダーズは、来場者の皆様から頂くこの言葉を糧に日々活動しています。
そして、2019年度以来の開催である今年の夏の対面でのオープンキャンパスでも、直接この言葉を頂けたことが、私たちにとってなにより嬉しいことでした。
遡ること約1年前、昨年度のオープンキャンパスを終え、私たちは早々に2022年度のオープンキャンパスに向けて、「一人一人に寄り添った最高のオープンキャンパスを全員で創りあげよう」という目的を掲げ、活動を開始しました。準備する過程において、今年度こそは3年ぶりに夏の対面でのオープンキャンパスを開催できるかもしれないことに対する期待・高揚感の反面、夏の対面オープンキャンパスを経験していないスタッフが大多数のなか、本当に成功させることができるのだろうか、という不安をオープンキャンパス当日まで常に感じていました。しかし、不安だったからこそ、例年よりも細かいところまで入念に計画・確認をし、新たに多くの1年生スタッフを迎え、夏の対面オープンキャンパス一点に全力投球して参りました。
事前予約制のもと、各日約2,000人の高校生・保護者が多摩キャンパスを訪れました。
当日、私たち学生スタッフは、主に「たまナビ(総合案内)」、「キャンパスウォーキングツアー」、「多摩キャン1周!バスツアー」、「体育施設ツアー」、「法政トーーク!(学生によるトークショー)」、「学生スタッフによる個別相談」などの学生企画を行いました。加えて、それ以外の場でも来場者さんに積極的に声をかけ、受験の悩みや学生生活の気になることなどをお話ししました。なかには、まるで高校生の頃の自分と同じような悩みを持つ来場者さんから相談を受け、なんとも言えないもどかしさを感じるとともに、自分から伝えられること一つ一つに熱が入る場面もありました。
4月に法政大学に入学し、5月に多摩オープンキャンパスリーダーズに加入した1年生は、1年生とは思えないほど堂々と活躍し、昨年度まで受験生だったからこそのフレッシュな話で高校生に寄り添っていた姿が印象的でした。一方、上級生である2・3年生は、夏の対面オープンキャンパスの経験はないものの、昨年度の秋に行った対面での多摩オープンキャンパス※を振り返り、試行錯誤しながら取り組み、時には1年生をサポートするといった頼りがいのある姿が見受けられました。そして、4年生や大学教職員は、過去に行った夏の対面オープンキャンパスの経験を活かしながら、経験のない代を支えてくれました。このように、学年、学生・教職員の垣根を越えてともに学び合いながら、しっかりと準備を重ねたことが、当日のオープンキャンパスの成功に繋がったのだと思います。実際の学生スタッフの感想として、
などの声がありました。
また、来場者の皆様からは
などという声を頂きました。
このように、今年の対面オープンキャンパスは、来場者・スタッフ含めて充実したものであったことが窺えました。そしてまさに、一人一人に寄り添った最高のオープンキャンパスを全員で創りあげるという目的を達成することができたのではないかという手応えを感じています。今回のオープンキャンパスが、参加された方の進路選択やそれに向けたモチベーションになっていれば幸いです。
最後になりますが、私たち約100人の多摩オープンキャンパスリーダーズの学生スタッフは、今まで経験してきたことが誰一人として同じではありません。だからこそ、今回のオープンキャンパスで来場者一人一人に寄り添うことができたのだと思っています 。また、スタッフ一人一人に「自分の成功体験や失敗体験を、是非高校生に役立ててほしい」という熱い想いがあります。なかには、自分が高校生の頃にオープンキャンパスで学生スタッフと相談や話をすることで、法政大学多摩キャンパスへの理解が深まり、実際に法政大学に入学し、現在スタッフとして活躍している人もいます。そういった経緯を直接聞くことができた時、多摩オープンキャンパスリーダーズの存在意義を改めて実感します。今回のオープンキャンパスに参加した高校生が「このオープンキャンパスに来て本当に良かった。」と感じ、今度は伝える側として、来年の多摩オープンキャンパスリーダーズの一員になってくれたら、これ以上嬉しいことはありません。
そして、来年の春に法政大学に入学する新入生スタッフを万全の体制で迎え、夏の対面オープンキャンパスに向けて、私たち多摩オープンキャンパスリーダーズも更なる発展を遂げていきたいと思います。
また、私たちは、夏のオープンキャンパス以外でも活動しており、今後も高校生を応援するために、様々なオンラインコンテンツを更新しています。これらは、私たち学生が企画・制作したものとなっておりますので、是非下記の公式Webサイト・SNSをご確認ください。
今年度のオープンキャンパスは終了いたしましたが、これからまた来年度のオープンキャンパスに向けて活動して参りますので、今後も温かく見守っていただけると幸いです。
多摩オープンキャンパスリーダーズ
代表 甘粕 遼
副代表 富田 遥渚
※新型コロナウイルスの影響により、2021年度は対面での多摩オープンキャンパスを10月に後ろ倒しして開催しました。(参考:多摩キャンパスで「秋のオープンキャンパス」を実施しました)
※本記事に掲載されている写真は感染症対策に留意しながら撮影しています。マスクを外した写真は撮影時のみ外しています。
法政大学多摩事務課 学務担当
tamagakumu◎hosei.ac.jp
(お問い合わせの際は記号を半角@にしてください)