お知らせ

【多摩キャンパス】キャンパス近隣の「館ヶ丘団地」での防災イベントの開催に学生が携わりました

  • 2023年01月13日
  • 産官学・社会連携
お知らせ

12月18日(日)に多摩キャンパス近隣の館ヶ丘団地にて、団地内の住民を対象とした防災イベントを実施しました。
この企画は、法政大学多摩地域交流センター登録の学生プロジェクト「館ヶ丘プロジェクト(たまぼら)」が企画し、日常的に館ヶ丘団地を学びの場として住民や施設の方々と積極的な交流を継続しており、充実したイベントとなりました。

代表学生からの感想

12月18日(日)に、館ヶ丘団地内のまごころ保育園2階ホールにて防災イベントを開催しました。今回は、昨年度に開催した防災ワークショップに引き続き“第2弾”となる防災企画で、「団地住民の方々の防災意識向上」を到達目標とし、「楽しく」防災意識を高められるような企画を目指しました。団地秋祭り直後で短い準備期間でしたが、館ヶ丘団地自治会の方々のご協力のもと、49名という多くの方々に参加していただきました。
今回のイベントでは4つの企画を用意し、参加者に自由に回っていただけるような形式をとりました。
1つ目は「スマホ相談会」です。本プロジェクトのメンバーが週に一度行っているスマホ相談会が好評であることから、今回のイベントでも企画として出しました。今回は「防災」イベントであるため、操作方法の相談だけでなく、災害時に役立つアプリの紹介なども行いました。
2つ目は「みんなで作ろう防災マップ」です。昨年度に本プロジェクトが作成した「団地マップ」を活用して、住民の方に災害時に危険だと思われる箇所を記入していただき、みんなで共有できるような“ハザードマップ”をつくる企画を準備しました。「道が凍っていたらどうなるか」「号棟毎に担当者を置くべきでは」などの意見が出ていました。
3つ目は「防災グッズの展示」です。これは、災害時にどれだけの防災グッズが必要になってくるのか、実際に実物を展示し、目で見て手で触って確認していただく企画です。「どこで売っているのか」「いくらで買えるのか」など高い関心が出され、防災グッズを通して住民の方と学生との交流も進みました。
4つ目は今回のイベントの目玉でもある「防災食堂」です。普段食べることは無いであろう非常食を住民の方々に試食していただきました。五目ご飯やわかめご飯、ピラフなど様々な種類を用意しましたがどれも好評で、「非常食がこんなに美味しいとは思わなかった」という声をいただきました。非常食に加え、佐野川プロジェクトにご協力いただいて「佐野川茶」も振る舞い、こちらも大変好評でした。

企画・準備段階において課題は残りましたが、多くの方々にご参加いただき、住民×学生、住民×住民の交流が多く生まれた有意義なイベントになったのではないかと思います。4つのブースを用意したことで、様々な角度から「防災」について考えられ、相乗効果も大きかったように感じました。また参加者アンケートの結果では、満足度90%、知識向上83%と高い評価をいただきました。
今回のイベントにおいて得られた教訓を今後に活かし、さらなる防災意識向上に向けたイベントを企画できるよう、本プロジェクト一同、活動に取り組んでいきたいと思います。

防災イベントに関わったプロジェクトメンバーと館ヶ丘自治会の皆さん

  • 「スマホ相談会」の様子

  • 「みんなで作ろう防災マップ」の様子

  • 「防災グッズの展示」の様子

  • 「防災食堂」の様子

お問い合わせ

多摩地域交流センター

メールアドレス:chiiki-kouryu◎ml.hosei.ac.jp
(お問い合わせの際は記号を半角@に変更してください)