お知らせ

山本 浩名誉教授(元 NHK エグゼクティブアナウンサー)を招いて、公開授業を行いました!

  • 2026年05月27日
お知らせ

5月25日(月)に「スポーツ産業論」(スポーツ健康学部主催科目/担当教員:吉田 政幸教授) にて、元NHKエグゼクティブアナウンサーの山本 浩名誉教授をお招きし、公開授業を開催しました。当日は本学部生に加え、多摩キャンパスの他学部学生約10名も参加し、学部を越えた学びの場となりました。

講義は『「メディア産業を知る」~サッカーW杯~』というテーマのもと進行されました。日本のサッカー中継を長年牽引し、数々の歴史的瞬間を実況してこられた山本名誉教授だからこそ語れる、W杯の知られざる歴史や近年の傾向について解説いただきました。

講義の中で、サッカーを一つの「商品」として捉える産業的な視点にも触れられました。 W杯における試合の質の向上は、コンテンツとしての価値向上に直結します。カード制度や新しいボールの導入、交代枠や登録選手数の変更といったルールの変遷も、すべては「試合を魅力的にし、視聴者を惹きつける」という戦略に基づいたものであることが解説されました。普段何気なく観戦している試合の裏側に、メディアコンテンツとしての価値を高めるための緻密な工夫が存在していることを学べる機会となりました。

また、次なる北米大会に向けて、最新のメディアテクノロジー導入の動きについても紹介いただきました。例えば、戦略分析アシスタント「Football AI」を活用することで出場チーム間の分析能力の差を縮め、試合の均衡を保つ試みや、審判がテレビ・配信と連携した超小型ボディカメラを装着することで、これまでにない臨場感あふれる視点を提供し、審判への共感や競技への没入感を高める工夫などが紹介されました。

W杯の現場を長年取材し続けてきた山本名誉教授の講義は終始情熱にあふれ、学生たちはその言葉の一つひとつに強く引き込まれていました。

授業終了後には、本学部卒業生であり、今回のW杯日本代表に選出された上田 綺世選手に向けた応援メッセージの寄せ書きを行い、多くの学生が思いのこもったメッセージを寄せました。

今回の公開授業は、世界最大級のスポーツイベントであるサッカーW杯を、「スポーツ」だけでなく「産業」や「メディア」という視点から捉え直し、その進化の背景を深く考える貴重な機会となりました。

  • 講義の様子

  • 講義の様子

  • 上田選手への寄せ書きの様子

  • 講義に参加した学生