2022年10月22日にオンラインで開催された第105回日本細菌学会関東支部総会で、川端美希子さん（生命機能学科4年）が優秀発表賞を受賞しました。
受賞した演題（口頭発表）は「結核菌異物排出系複合体コンポーネント間の相互作用」で、結核菌多剤耐性化の原因と推定される薬剤排出系の構成タンパク質どうしが複合体を形成し、菌体表層の何らかの成分に固定されて機能することを示した研究です。
これは、世界三大感染症の一つである結核の治療において現在大きな問題となっている、結核菌多剤耐性化のメカニズム解明に向けた一歩となるものです。
川端美希子さんは細胞機能分野が専門の川岸郁朗教授の細胞機能学研究室に在籍しています。
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