2023年9月12日（火）・13日（水）に宮城県戦災復興記念館で開催された第66回粘土科学討論会で高松優里彩さん（環境応用化学科4年）が優秀講演賞を受賞しました。
受賞した講演は「天然ゼオライト複合体中の肥料成分の調製と徐放性植物生育培地としての評価」で、肥料成分を含有した天然ゼオライト複合体の製造方法と徐放性植物生育培地としての効果についてまとめたものです。
従来のプラスチック等で被覆された徐放性植物肥料とは異なり、無機材料の性質を生かした肥料成分の徐放を実現しました。
また、肥料成分の制御により様々な植物の培地として利用できることがわかりました。
土を使わず水のみで簡単に植物が栽培できるため、家庭園芸での利用が期待されます。
高松さんは環境材料化学研究室（渡邊雄二郎教授）に所属しています。
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