2022年3月8日・9日に開催された表面技術協会の第145回講演大会において、仮屋園美和さん(環境応用化学科4年:当時)が第28回学術奨励講演賞を受賞しました。
受賞した題目は「KFM測定によるナノ・ミクロスケールでの鉄鋼材料の腐食起点解析」で、鉄鋼材料の腐食がどのような場所から発生するのかを金属組織レベル(ナノ・ミクロスケール)で調べるための新しい解析法についての研究です。
この解析法は、より強度の高い鉄鋼材料を開発し、安心して使用するために必要であり、これにより自動車のさらなる軽量化を実現し、自動車からのCO2 排出量削減に大きく貢献することが期待されます。
仮屋園美和さんは無機材料化学分野が専門の明石孝也教授の無機固体化学研究室に在籍しています。
また、本研究は国立研究開発法人物質・材料研究機構との協働により行われたものです。
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