お知らせ
2024年9月から2025年6月にかけて、電気機器のマルチフィジックスシミュレーションのためのデータ駆動型AIモデルに関するコンテスト(Galileo Ferraris’ Contest)が開催され、理工学部電気電子工学科佐々木秀徳専任講師が所属するチームがNovelty Categoryにおいて、Academicチーム内1位を受賞しました。
世界各国から企業も含め26チームが参加し、電気機器の性能予測のための機械学習モデルを提案し、予測精度を競いました。
本コンテストの授賞式は6月22日~26日にイタリア・ナポリで開催された国際会議25th International Conference on the Computation of Electromagnetic Fields(Compumag2025)にて行われました。
佐々木研究室では人工知能技術の一種である機械学習、最適化技術、生成AI等と数値解析技術を用いた自動設計AIの開発により、革新的な電気機器の創造を目指しています。本研究により、身の回りの電気機器の更なる性能向上、高効率化が達成され、人々の暮らしをさらに豊かにしつつ、環境問題の改善への貢献も期待されます。特に電気自動車などの次世代モビリティやスマホなどの電子デバイスの開発には本設計AIの活用が必要不可欠となりつつあります。
佐々木研究室では電気機器の最適化および設計AIの最先端研究を行っており,今後の更なる発展が期待されます。
◆受賞者:佐藤 佑樹(青山学院大学助教)、佐々木 秀徳(法政大学電気電子工学科専任講師)、丸尾 昭人、比留間 真悟(北海道大学准教授)
◆受賞名: The Advisory Board and the Organizing Committee award the Novelty Category First position in Academic Teams
◆受賞学会名: Galileo Ferraris’ Contest (International Compumag Society, IEEE Magnetics)
◆受賞年月日:2025年6月23日
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