理工学部について

学部長メッセージ

理工学部について

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。わくわく感と不安が入り交じった気持ちかもしれませんね。大学で何を学んでやろうかと気持ちが高ぶっている人や、高校までとは違いどうすればいいのか心配な人もいるかもしれません。まずは履修の手引きをしっかりと読んで、これから4年間の計画を立てましょう。大学では、自分自身で科目を選んで履修計画を立てていきます。入学したばかりあれば、4年間何を学んでいけばよいのか分からない人も多いでしょう。

各学科のページには、学科の特徴を活かした幾つかのコースが提示され、それぞれの履修のレシピが示されています。理工学部の卒業生の多くは、技術者、エンジニア、研究者として活躍しています。これらからのエンジニアは、日本国内だけでなく世界のエンジニアと切磋琢磨して、これまでにないものを創造する力が大切です。そのためには、専門科目だけでなく先人の知恵を知り、社会を深く理解し、海外の人とコミュニケーションできることが重要です。理工学部では、そのための科目を多数用意しています。教養科目の人文・社会、自然科学系が前者に相当し、語学系では様々な言語を学ぶことできます。

何をやるにしても健康は人生で最も大切な要素であり、健康について考える事はとても重要です。スポーツ健康科学系で、生涯楽しめるスポーツを見つけてください。物や事を考え出すことは、これからの時代大変重要ですが、考えついたことを他者に伝えることも社会では重要です。折角のアイディアをいかに表現するかについては、リテラシー系の科目を履修ください。

理系の学問は積み上げ型で、基礎をベースにしてこれを使ってさらなる展開を進めます。このため、理系教養科目はしっかり身につけましょう。そして、数学は理系の共通言語と言ってもよいでしょう。各科目の詳細は、Webシラバスに掲載されていますので、こちらも合わせてよく見るようにしてください。

 幅広い分野に興味を持って、楽しく学んで欲しいと思います。しかし、基礎をしっかり学ぶことは時に苦しいこともあるでしょう。そんなときは是非クラスの仲間などと話してみて下さい。皆も困っているかもしれません。それでは、知的好奇心を推進力に学問の海へ旅立ってください。

学部長 安田 彰

学部長 安田 彰