理工学部応用情報工学科 尾川浩一教授が日本医用画像工学会にて功績賞を受賞しました。
核医学の分野では、人体に微量の放射性医薬品を投与し、その医薬品が集積した場所から放出されたガンマ線を外部の検出器で検出し、臓器の機能を3次元的に映像化することが行われます。
この技術がSPECTと呼ばれるものですが、ガンマ線は体内で吸収されたり散乱するために、正確なガンマ線源分布の画像を再構成することが困難でした。
開発した手法は、この吸収や散乱による画質の劣化をAI技術を駆使して補正するものであり、臓器の機能が正しく評価できるようになりました。
この結果、現在定量性の高いPET(陽電子放出型断層撮影法)でがんの診断を行っているが、SPECT装置でも同様の検査ができるようになり、高額なPET検査料に対して安価なSPECT検査が実現でき、画像診断にかかる医療コストを下げることが可能となりました。
◆授賞学会名・会議名:日本医用画像工学会
◆受賞年月日:2026年7月6日
◆受賞名:功績賞
◆受賞論文名:単ー光子放射型断層撮影(SPECT)における定量化技術の開発