機械工学科の川上忠重教授が、日本設計工学会、2024年度春季大会研究発表講演会にて優秀発表賞を受賞しました。
次世代型の環境にやさしい内燃機関として、従来の4サイクル機関に比べて小型化、軽量化および高出力が実現可能な2サイクル対向型ピストンエンジンを新たに開発し、2サイクル特有の問題である「吹き抜け」による未燃成分の発生やサイクル中の失火率に関する検討を行い、今後の2サイクル対向型ピストンエンジンの開発に関する指針を明らかにしました。
2050年を見据えた今後の「エネルギー変換」では、既存の内燃機関のメリットを生かしつつ、さらなる高効率を実現する必要があり、ドローンや極低燃焼生成物が実現できる安心・安全な激甚災害用発電機等への応用も期待されます。
◆授賞学会名・会議名:日本設計工学会、2024年度春季大会研究発表講演会
◆受賞年月日:2024年9月21日
◆受賞名:優秀発表賞
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