理工学部電気電子工学科卒業生の小林 由佳さんが、電気学会にて「令和5年度電気学会東京支部電気学術女性活動奨励賞」を受賞しました。
本賞は電気学会より東京支部学生員として電気工学を修めた優秀な学生に授与されるものです。
◆受賞名
令和5年度電気学会東京支部電気学術女性活動奨励賞
◆受賞論文名
非対称な磁極を有する埋込型永久磁石同期モータの トポロジー最適化に関する研究
◆受賞学会名
電気学会
◆受賞年月日
2024年3月31日
◆研究の概要
電気自動車などに用いられるモータをより高効率化するため、今までの常識を覆した非対称構造に注目した構造トポロジー最適化について研究を行いました。モータに不可欠な永久磁石は材料供給の不安定性などが指摘されており、使用量削減が求められています。本研究により、非対称性も考慮しつつ、永久磁石使用量の削減を見込んだトポロジー最適化を実現しています。本研究で得られた成果により、更なる省磁石かつ高性能な画期的な構造を有するモータを自動で設計できる可能性を秘めています。
小林 由佳さん