これまで実施したプロジェクト

「グリーンテクノロジー」を支える「エネルギー変換システム」を重要課題として、将来の環境や次世代の利益を損なわないで社会が発展することを目指します。再生可能エネルギー源として資源的制約のない材料を使用する有機-無機複合型太陽電池、また生物エネルギーを活用する高ストレス耐性光合成生物・生体分子モーターを対象として、「エネルギー獲得」技術の開発を行います。さらに、グラフェンなどを利用した先端デバイスの実証・高集積化、白金代替触媒の高機能化で「低環境負荷」技術を追究していきます。

資源再生利用・環境浄化」技術の開発で、持続可能な地球環境保全を目指します。そのため、植物系バイオマスや細菌の高機能化と環境浄化への応用、高光触媒活性コーティング技術・生分解性ハイブリッド高分子材料の開発を行います。これらの技術の開発により循環型社会の形成に貢献したいと考えています。

資源再生利用、エネルギー獲得といったグリーンテクノロジー技術を術用的なオーダーで実現するには、ターゲットプラントの開発が必要です。ラピッドマニュファクチャリング、マイクロ加工、マイクロ流体制御、マイクロアクチュエータ、高効率・低環境負荷型電子・機械デバイスなどの要素技術を活用し、持続可能な社会構築のためのエコソリューションを提案します。