研究施設・設備等

装置一覧

研究施設・設備等

顕微ラマン分光装置

顕微ラマン分光装置は、試料にレーザー光を照射して、発生したラマン散乱光から固体や分子の振動状態を観測することにより、微小領域の物質の種類や構造、電子状態を調べる装置です。レーザーを走査して多点分析を行うことにより、組成の空間分布のイメージングが可能です。

顕微ラマン分光装置は、試料にレーザー光を照射して、発生したラマン散乱光から固体や分子の振動状態を観測することにより、微小領域の物質の種類や構造、電子状態を調べる装置です。レーザーを走査して多点分析を行うことにより、組成の空間分布のイメージングが可能です。

光合成電子伝達反応解析システム

光合成電子伝達反応解析システムは、光合成色素に由来する蛍光変化や電子伝達成分に特有な波長の光の吸収変化を追跡することで、光合成装置の様々な構成成分の電子伝達活性を非破壊的に解析・評価することができる優れた装置です。

光合成電子伝達反応解析システム

SQUID磁束計

SQUID(超伝導量子干渉素子)磁束計は、超伝導体に特有のジョゼフソン効果を利用した高感度磁束計です。様々なナノマテリアルについて磁気モーメントの温度依存性を高感度で自動測定し、特性評価を行います。

SQUID磁束計

カーボンナノチューブ合成装置

カーボンナノチューブ合成装置は、エタノール等、炭化水素系のガスを利用し化学気相成長法という手法により様々な基板上に単層カーボンナノチューブ薄膜を成長させるための装置です。

カーボンナノチューブ合成装置

固体高分解能NMR分光装置

固体高分解能NMR分光装置は、磁気共鳴(NMR)は、強磁場中に設置した試料に電磁波を照射することにより、原子核が共鳴吸収する電磁波の周波数を調べることにより、分子・原子レベルの様々な局所情報を得ることのできる分析手段です。様々なナノマテリアルの固体状態の化学構造や分子のコンフォメーション、分子運動性等の情報、局所的な電子状態を調べることが出来ます。

走査型プローブ顕微鏡

走査型プローブ顕微鏡は、室温大気雰囲気下で、ナノマテリアルの試料表面形態の観察を原子レベルで行うための装置です。試料の表面を非常に細い針で走査し,ナノメートルスケールで試料表面の立体像を得ることができます。表面を観察する際、微少な電流(トンネル電流)を利用する走査型トンネル顕微鏡(STM)、原子間力を利用する原子間力顕微鏡(AFM)から構成されています。

走査型プローブ顕微鏡

単結晶X線構造解析装置

単結晶X線構造解析装置は、本装置は、単結晶試料の結晶構造を調べるための装置です。試料吹付低温装置が設置されており、広い温度範囲でナノ結晶の原子座標を決定することができます。

単結晶X線構造解析装置

ボールオンディスク式摩擦摩耗試験機

ボールオンディスク式摩擦摩耗試験機:回転させた板状試料の上にボールを接触させ、試料とボールの間に生じる摩擦力を荷重センサーで計測します。この時の摩擦力の変化で、板状試料表面の保護膜が破壊する様子をモニターすることができます。

ボールオンディスク式摩擦摩耗試験機

電子スピン共鳴装置

電子スピン共鳴装置:JES-FA300型(日本電子)は、磁場の中に置かれた不対電子が特定の周波数の電磁波を吸収する現象を利用して、化合物内の不対電子をとりまく環境を探ることができます。常磁性共鳴とも呼ばれます。

また、フリーラジカルをもつ生体高分子や常磁性遷移金属をもつ蛋白質などの局部の構造や電子状態の研究に用いられます。

電子スピン共鳴装置

ストップドフロー・ラピッドスキャン分光測定装置

ストップドフロー・ラピッドスキャン分光測定装置は、異種溶液の混合後の化学反応を、高速分光測光装置により、ミリ秒~秒の時間スケールで追跡したり、混合後のスペクトル変化を迅速に繰り返し測定できる装置です。

酵素反応やヘム蛋白質とリガンドとの反応の速度論的解析や、反応中間体の検出などの研究に用いられます。

ストップドフロー・ラピッドスキャン分光測定装置

高速液体クロマトグラフィー

高速液体クロマトグラフィー:?KTAPurifier(アマーシャム)は、幾つかの成分からなる蛋白質などの生体高分子試料を、分子の電荷や分子量などの性質の違いで速やかに分離・精製することができます。

また、 生体から抽出したり遺伝子から合成した蛋白質試料から、目的の蛋白質成分を分離し、精製するのに役立ちます。

高速液体クロマトグラフィー

SGIワークステーション

ワークステーション:Fuel WF-60V10-1036(シリコングラフィクス)は、高速のグラフィクス機能を駆使して、遺伝子の系統解析、遺伝子の設計、蛋白質などの高分子の構造・揺らぎのシミュレーション、分子設計などができます。

また、蛋白質分子進化の系統解析、祖先型蛋白質の遺伝子設計、人工蛋白質の構造解析などに役立っています。

SGIワークステーション

円偏光二色性装置

円偏光二色性装置:円偏光二色性分散計J-820(日本分光)は、円偏光二色性や旋光分散の現象を利用して、光学活性(偏光面を回転させる作用)をもつ物質の局所構造を探ることができます。

また、蛋白質などの生体高分子の局所の構造の研究に利用しています。

円偏光二色性装置

Biacoreシステム

生体分子間相互作用解析装置:Biacoreシステム(GE ヘルスケア)は、表面プラズモン共鳴 (surface plasmon resonance, SPR) という物理現象に基づいて生体分子間相互作用をリアルタイム解析し,相互作用の特異性・速度・強さなどの情報を得ることができます。

また、蛋白質-蛋白質,DNA-蛋白質,蛋白質-リガンドなどの相互作用解析に用いられています。

生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム

生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム:KTAexplorer(GE ヘルスケア)は、蛋白質など生体分子を自動で分離・分析するための高速液体クロマトグラフィー装置。

また、特定の蛋白質の分離精製,精製したタンパク質の会合状態の解析などに用いられています。

 生体分子精製用液体クロマトグラフィーシステム

生体分子画像解析装置

生体分子画像解析装置:バリアブルイメージアナライザー Typhoon(GE ヘルスケア)は、マイクロアレイ解析から二次元電気泳動解析まで,幅広いアプリケーションをカバーすることができる画像解析システム.

また、突然変異や培養条件の違いなどによって,細胞内に存在する蛋白質が量的・質的にどのように変化するかの解析などに用いられています.

生体分子画像解析装置

積層造型機

積層造型機:本装置は、プロジェクタによる一括面露光により、業界最速クラスの造型速度を有しています。また、ゴムライク材など、マルチ材料に柔軟に対応し、3Dプリンティングによるエコソリューションを実現します。

積層造型機

電子線描画装置

電子線描画装置は、電子線を高電圧で加速して、基板上に100ナノメートル以下の超微細なパターンを形成させる装置です。電子線を基板上に塗布したホトレジストに照射し、レジストを感光させてパターンを作ります。

微細加工ドライエッチング装置

微細加工ドライエッチング装置は、誘導結合プラズマ源をもちいた超微細加工可能なドライエッチング装置です。湿式エッチングでは削ることが困難なSiC(炭化シリコン)基板やGaN(窒化ガリウム)基板のエッチングに用いています。

微細加工ドライエッチング装置

多層金属膜蒸着装置

多層金属膜蒸着装置は、白金、チタン、ニッケルなどの金属を連続して基板に蒸着する装置です。半導体デバイスの電極を形成するために欠かせない装置です。

多層金属膜蒸着装置

熱処理炉

熱処理炉は、半導体中に添加した不純物を活性化するために用いる熱処理炉です。SiC基板に酸化膜を形成するなどいろいろな目的で使用するため、数多くの石英管炉が必要です。

熱処理炉

スパッタ蒸着装置

スパッタ蒸着装置は、低圧の気体中で2つの電極間に高電圧をかけて放電させたとき、 放電のために生じた正イオンが陰極に衝突する際に飛び出した陰極表面の原子(スパッタリングされた原子)を、基板に堆積する装置です。金属膜以外の絶縁物の堆積に用いています。

分子線ビームエピタキシャル装置

分子線ビームエピタキシャル装置は、超高真空中で、ガリウム、リン、アルミニウムなどを分子状にして基板に堆積させて結晶を作る装置です。

分子線ビームエピタキシャル装置

ボンディング装置

ボンディング装置は、試作した半導体デバイスをパッケージに組み立てるときに電極を配線する装置です。

ボンディング装置

マスクアライナー

マスクアライナーは、電子線描画装置と同様に微細なパターンを形成させる装置です。1ミクロン程度のパターンが形成できます。

マスクアライナー

メタライゼーション装置

メタライゼーション装置は、電極を製造する装置です。

メタライゼーション装置

FIB

FIB(Focused Ion Beam)は、集束させたイオンで基板を薄く加工する装置です。透過電子顕微鏡用の資料を作成できます。

表面粗さ解析装置AFM

表面粗さ解析装置AFM(AFM:Atomic Force Microscope)は、ナノメートル単位で表面の凹凸が測定できる顕微鏡です。

表面粗さ解析装置AFM

レーザー顕微鏡

レーザー顕微鏡は、レーザーを光源として用い、小さく絞ったレーザー光スポットで測定試料を走査しながら基板に照射し、透過光もしくは散乱光の強度を検出することによって、光学顕微鏡像を得る装置です。表面の凹凸、パターンの寸法測定に用います。

レーザー顕微鏡

3次元粗さ解析装置SEM

3次元粗さ解析装置SEM(SEM:Scanning Electron Microscope)は、電子線を集束させて測定資料を走査しながら基板に照射させて2次電子を観測することによって基板表面を測定する装置です。

2次イオン質量分析装置

2次イオン質量分析装置は、基板中の微少元素の分布を測定する装置。半導体の不純物分布を測定し、微細構造形成に役立てます。

セミオートマチックウェハプローバー

セミオートマチックウェハプローバーは、半導体デバイスを作った基板の性能をウェハの状態で自動測定する装置です。

高周波測定用プローバー

高周波測定用プローバーは、半導体デバイスの高周波測定をウェハの状態で測定できます。

高周波測定用プローバー

ネットワークアナライザ

ネットワークアナライザは、アジレント製高周波測定装置です。

ロードプル測定装置

ロードプル測定装置は、ウェハ状態で高周波特性を測定する装置です。

ロードプル測定装置

半導体パラメータアナライザ

半導体パラメータアナライザは、半導体の諸パラメータを測定できます。

ΔΣ型ADCチップ測定

ΔΣ型ADCチップ測定は、ΔΣ型アナログデジタル変換チップの設計試作をしています。