2021年5月31日
2021年度SA参加予定の学生およびご家族の皆様
法政大学
国際文化学部長 松本 悟
2022年度における選択制SAの実施について（お知らせ）
昨年来、新型コロナウイルス感染症の拡大と、それに伴う緊急事態宣言の発出等によって、オンライン授業の実施、課外活動の制限など、学生の皆さんには大きなご不便をおかけしていることを大変申し訳なく存じますとともに、ご協力をいただいていることに深くお礼申し上げます。
さて、国際文化学部では、2021年度SAの中止にともなう代替措置の一つとして、2022年度に希望者に対して選択制SAを実施することを、「春学期SA」および「秋学期SA」のそれぞれについて検討してまいりました。このたび、学部として下記の結論に至りましたので、お知らせ申し上げます。
１. 2022年度春学期SAについて
2021年度SAの中止決定後、2022年度春学期SAの実施可能性について検討して参りました。その結果、2022年度春学期にSAを実施するための学内手続き、およびSA参加に必要となる査証（ビザ）申請手続きや航空機チケット手配など、旅行業者への委託業務に要する時間を勘案すると、実施判断の期限が本年5月中であることが明らかとなりました。
2021年5月現在、SA先各国の海外安全情報（外務省発出）はいずれもレベル3または2であり、安全な留学体制を整えるのが困難な状況です。さらに現在、新型コロナウイルスの変異株が世界各地で流行しており、最重要事項である学生の皆さんの健康と安全、SA先での適切な学習・生活環境の保証が難しい状況が続いています。また、日本でもワクチン接種が開始されましたが、医療従事者や高齢者以外への接種スケジュールはまだ不透明な状況です。
実施判断の期限である2021年5月現在、このような状況のなかでは、2022年度春学期におけるSA先でのプログラムの完全なかたちでの開講、さらには何よりも重要である、SA先での学生の皆さんの健康と安全を保証することは、残念ながらできません。
上記のような事情から、国際文化学部として、2022年度春学期SAは実施しないことを決定いたしました。やむを得ない判断であることをご理解いただきたく、お願い申し上げます。
２. 2022年度秋学期SAについて
2022年度秋学期SAの実施可否の最終判断は、2022年3月上旬となります。現時点では、実施を前提として準備を進めてまいります。
なお、これに関連して、このたび2022年度秋学期SA参加に関するアンケートを実施することとなりました。2022年度秋学期SA実施準備にあたりこのアンケートはきわめて重要なものとなりますので、別紙（「2022年度秋学期SA参加確認アンケートの実施について」）をご覧いただき、必ずご家族でよくご相談のうえ、ご回答くださるようお願いいたします。
どうぞ引き続きご理解・ご協力をいただけますようお願い申し上げます。
以 上