ポリシー

カリキュラム・ポリシー

ポリシー

国際文化学部では教育目標と学位授与の方針を実現するため、教育課程の編成ならびに実施方針を以下のように定めている。

  1. (初年次教育の枠組み)国際文化学部生に共通して必要になる「文化を学ぶ考え方」を理解し、情報文化、表象文化、言語文化、国際社会の各科目群の基礎的な枠組みを学ぶために、1年次必修科目として「国際文化情報学入門」を配置する。
  2. (教養教育の仕組み)幅広く深い教養および総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養するため、専門教育科目と共にILAC(市ヶ谷リベラルアーツセンター)科目をもって学部の教育課程を構成する。
  3. (専門教育の構成と特色)学部の専門教育科目は以下の7つの科目区分から構成される。
    (1)専門教育科目全ての基礎となる「入門科目」
    (2)4つの科目群(情報文化、表象文化、言語文化、国際社会)ならびに基幹共通科目から成り、専門教育科目を学ぶための基本的視野や方法論を身につける「基幹科目」
    (3)文化情報学に必要な視野・知識・技術を習得する「情報科目」
    (4)言語に関する基本的な知識を身につける「言語科目」
    (5)実践的なコミュニケーション能力を養う「メディアコミュニケーション科目」
    (6)4つの科目群(情報文化、表象文化、言語文化、国際社会)ならびにその他の科目から成り、専門性が高い「専攻科目」
    (7)他学部公開科目、グローバル・オープン科目、短期語学研修、国際ボランティア・インターンシップ等から構成され、学部の枠を超えて幅広く学べる「自由科目」
  4. (SA・SJならびに事前学習)コミュニケーション能力を高め、異文化への理解と共感を深めるためのSA (Study Abroad)プログラムを実施し、語学力と国際的教養を身につけることを目的とした「(SA先言語)コミュニケーション」等 を配置して、事前学習の一助とする。また留学生を対象とする入試を経た学生には、日本の文化を学び内なる国際化や多文化共生について理解を深めるためのSJ (Study Japan)プログラムを用意し、事前学習として訪問先の歴史や文化について知識を身につけることを目的とした「世界とつながる地域の歴史と文化」等を配置する。
  5. (文化情報の受発信)ICTを駆使しながら、文字・音声・画像・動画など、あらゆる媒体の情報を入手し、それを新たな文化情報として発信していく能力を身につけるための科目を体系的に配置する。
  6. (演習と卒業研究)上記1.~5.の科目で修得したことを踏まえつつ、専門的・学際的な学習・研究を行うための科目として、少人数制の演習(ゼミ)を設ける。4年次の「卒業研究」においてその成果を発表する。
  7. (専門性と学際性)4つの科目群(情報文化、表象文化、言語文化、国際社会)から万遍なく履修するとともに、その他の科目も履修することによって、高い専門性を身につけることに加えて、特定の学問分野に限定されない通文化的かつ複眼的な視点と双方向的なコミュニケーション能力を身につけることを目指す。