国際文化学部について

学部長メッセージ

国際文化学部について

 地球上にはさまざまな人々が暮らしており、それぞれの地域には多様な文化が存在しています。個人の考え方や文化の違いを超えて理解し合うためには、異なる文化間での対話や、互いの文化を学ぶことが重要です。

 国際文化学部では、教育の目標として「外国語・情報学の学習や異文化理解の研鑽を通じて、自国の文化をはじめとするあらゆる文化を相対化し、グローバルな視野で物事を考えた上で、情報の受信・発信が可能な『国際社会人』の養成」を掲げています。本学部の英語名「Intercultural Communication(文化間の対話と交流)」は、まさにこのような学部の理念を体現していると言えるでしょう。

 国際文化学部では、SAやSJなどの多様な留学制度に加え、情報・言語・表現・社会といったテーマを通じて、「文化」を軸に国境を越えた多様な価値観や社会の仕組みを学びます。国や民族を超えて広がる文化の交差点を見つめ、世界を多角的に探究していきます。

 近年、さまざまな地域で社会の分断が起こるなか、多様な価値観を認め合い、グローバルな視点で物事を考える姿勢は、今後ますます重要になるでしょう。

国際文化学部長 稲垣 立男