標題について開催します。
詳細は以下をご確認ください。
洪水や熱波、巨大台風など、世界中で気候危機の影響が深刻化しています。2024年3月の世界気象機関(WMO)の報告によれば、
2023年が記録上最も暖かい年であり、世界の地表付近の平均気温が産業革命前より1.45℃上回ったと報告されました。
日本でも、猛暑や今までと違うような雨や雪の降り方を経験し、驚きや戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか?
そのような中、世界は、世界の平均気温を産業革命以前と比べ1.5度までに抑えようというパリ協定(2015年)にもとづいて動いています。
そして、昨年12月の第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)では、「化石燃料からの脱却」が採択されました。
この目標への合意は歴史的な一歩ですが、「化石燃料からの脱却」は一筋縄ではいきません。
そこで、化石燃料産業など排出の多いセクターで長年働いてきた労働者や、その産業で成り立ってきた地域、
そして今まで社会の中で周辺化された人々が取り残されない形でいかに脱炭素社会へと移行するかという「公正な移行」に関する議論が、いま大きく注目されています。
このような背景から、本シンポジウムは、アジア各国から多数のゲストをお迎えし、改めてアジアにおける気候危機の実態について生の声をお届けするとともに、
化石燃料から脱却した社会に向けすでに始まっている取り組みや、「公正な移行」の望ましい姿、そして日本ができることを皆さんとともに考えます。
アジア各国の気候変動運動の最前線で活躍する人々の声を直接聞くことのできる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください。
*全プログラムを通して同時通訳あり。
14:00 開会あいさつ
Diana Khor 法政大学副学長
Hemantha Withanage FoEインターナショナル議長
14:00〜15:00 第1部「気候危機のいま〜アジア諸国での損失と被害の実態〜」
世界の平均気温の上昇を産業革命以前と比べ1.5℃以下に抑えるためにパリ協定が採択されました。
しかし、1.1℃の上昇でも、各地で深刻な気候災害が発生しています。アジアのコミュニティでは何が起きているのでしょうか。
最前線のお話を伺います。
バングラデシュですでに起きている気候被害(FoE バングラデシュ)
パプアニューギニアからの声(FoE パプアニューギニア)
インドネシアの事例(FoE インドネシア)
15:10〜16:20 第2部「脱炭素政策の裏側で〜各地で進む、誤った気候変動対策〜」
COP28では「化石燃料からの脱却」が合意されました。
しかし現在、気候変動対策という名の下、化石燃料の利用を継続をしたり、新たな環境・社会問題を生み出したりする「誤った気候変動対策」が推し進められています。
一体どのような対策が「誤った気候変動対策」なのでしょうか?
アジアにおける化石燃料開発(FoE バングラデシュ)
プラスチック問題と気候危機の関係(FoE スリランカ)
日本が推進するGXはなんでもあり!?ー水素・アンモニア・大規模輸入バイオマス・原発の課題(FoE Japan)
必要なのは絶対的な排出削減〜炭素市場という抜け穴〜(FoE マレーシア)
質疑応答
16:30〜17:30 第3部「アジア諸国が考える公正な移行とは〜私たちが目指す社会のあり方
とは?〜」
第3部では、気候危機から抜け出すためにすでに始まっている取組や、脱化石燃料の社会を目指す過程において留意すべき点について、
アジア太平洋のメンバーから紹介いただきます。
私たちはどのような社会を目指すのか、そして、そのような社会の実現に向けて日本は何ができるか、パネルディスカッションを通じて考えていきます。
・登壇予定団体:FoE スリランカ、FoEフィリピン、FoEパレスチナ、FoEオーストラリア、FoEインド、他
◆ 実施日 : 2024年7月20日(土)14:00-17:30(13:30開場)
◆ 会場 : 法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎S406
(住所)〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1 地図は こちら
◆ 開催形式: 会場およびオンライン会議zoomを利用
◆ 申込方法:
▼会場参加の方はこちら(FoE Japanホームページ)
https://foejapan.org/issue/20240620/17928/
▼オンライン参加ご希望の方はこちら
要申込です。以下のフォームからご登録ください。自動的にzoom参加用のURLが送付されます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_cBcSd3tWQKKvzMPNrd0D9g
◆ 対象 : 気候変動、エネルギー問題、プラスチック問題
◆ 主催 : 国際環境NGO FoE Japan、Friends of the Earth Asia Pacific、法政大学国際文化学部
◆ お問い合わせ
お問い合わせはこちらからお願いします。
以上