お知らせ

【2025年度入学者向け国際文化学部パンフレット】表紙デザインコンテスト結果発表について

  • 2023年12月13日
お知らせ

2025年度入学者向け国際文化学部パンフレット表紙デザインコンテストについて、たくさんのご応募ありがとうございました。
厳正なる審査の結果、最優秀賞および入選作品が決定いたしました。なお、入選された学生には、賞状および景品をお渡しいたします。


以下、最優秀賞受賞者と審査委員からのコメントです。

◆最優秀賞 平野 蒼衣さん

この度は、最優秀賞に選んで頂きありがとうございます。2023年度に引き続き、国際文化学部パンフレットの表紙絵に選んで頂けたことを、大変光栄に思っております。
私自身、SAやゼミ、サークル活動などを通して、新しいことや未知のものに挑戦すると、想像以上の発見や喜び、学びがあるということを身をもって体験しました。これから国際文化学部に入る学生の皆さんにも、何事にも臆することなく、まずは勇気を持って飛び込んでみてほしいという願いを込め、この作品を制作しました。異文化や新しい環境へ飛び込む瞬間と、その中で広がる多様性を海に飛び込む瞬間に重ね合わせ、表現しています。

新入生の皆さんが、これから沢山の発見と学びに溢れる素敵な学生生活を送ることができるように、願っています。


◆審査委員 

学部パンフレットの表紙デザインコンテストはすでに16年続く伝統行事になっていますが、折々の世相や学生気質の反映が見られ、通時的に眺めると、時代の空気の変化を緩やかに感じ取ることができます。
在学中の学生による留学経験、彼らが受け止めたカリキュラム編成、キャンパス・ライフの実態などがデザインには反映されているので、教学側のアピールとは異なり、本学の教育環境に対する批評にもなっています。
コロナ禍による停滞期を経て、ようやくキャンパスも以前のような活況を呈してきましたが、今回のコンテストにもその影響が出ているようです。
各自がさまざまなメタファーや表現ツール、メッセージを編み出し、学部の特徴をデザイン化してくれました。
それぞれが獲得した評点は拮抗していましたが、今年は平野 蒼衣さんの作品『DIVE』が最高点を獲得しました。
異文化や新しい環境へ果敢にダイブするイメージと海の生物の多様性を国際文化のそれに喩えた、メルヘン調、アニメ調のポップなデザインになっています。
次点になった川邉 佑太さんの作品『灯台へ』は先行きの見えない昨今の世界情勢を灯台の光で照らすイメージの手書きイラスト作品でしたが、これにも一捻り効いた批評性があり、高得点でした。
学部の特色をデザイン化するには、自身の体験に根差しつつ、発想そのものを多様にし、見る者の意表をつく斬新なデザインを引き続き期待しています。


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今年度応募していただいたどの作品も、本学部の特徴や直接経験した様々な出来事がデザインに反映されており、素晴らしい秀作ばかりでした。
来年度も是非このコンペにご参加ください。

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