本セミナーでは、アンビグラム作家として活動する野村一晟氏をお招きし、講演、および参加型の制作実習をおこなう。
講演では、「どうやってアンビグラムが拡がったのか、またアンビグラムのように視点を変えることで人生にどのような
影響が生まれるか」についてお話いただき、その魅力や可能性を学ぶ。
アンビグラムはひとつの文字から複数のことばをデザインする技法である。
文字を媒体としてのみならずアート作品として提示することで、その表象可能性を押し広げてくれる。
講演をふまえ、参加者にアート作品としての文字についても考える機会を提供したい。
大学の教育研究活動において文字は必須であるが、もっぱらコミュニケーションや表現手段として認識されているおり、文字そのものについて考える機会は少ない。
本セミナーは、アンビグラムについて知ることで、参加者が文字のもつ社会的・文化的影響力の大きさを学ぶことを目的とする。
効果として、漢字、仮名、アルファベットの違いを認識することにより、国際文化学部が重視する通文化的視点にまつわる新たな知見が得られること、
また、文字のアート性、デザイン性への意識を高め、ウェブ・デザイン、ブック・デザイン、パッケージ・デザインなど日常目にする文字のデザインの意味や魅力を
理解する認識枠組みを獲得できることなどが考えられる。
開催日時:2023年11月20日(月) 18:35~20:15(6限)
開催場所:大内山校舎7階 Y702教室
申込方法:以下の①もしくは②の方法でお申し込みください。
①本学学生用→https://forms.gle/
学外者用→https://forms.gle/
②メールでの申込/問合せ:fukaya@hosei.ac.
※@は小文字にして送付ください。
登壇者:
・講師 野村一晟 アンビグラム作家
・司会 深谷公宣 法政大学国際文化学部 教授
参加費:無料
持ち物:鉛筆・
以上