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【BE Active ~法大生の挑戦~】支えてくれた人々への感謝を胸にたすきをつなぐ(第100回東京箱根間往復大学駅伝競走 6区区間賞 武田和馬さん)

  • 2024年12月19日
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法政のユニフォームで箱根路を駆け、家族や恩師に恩返しを

法政大学陸上競技部に所属し、第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)「山下りの6区」で”区間賞”を獲得した武田和馬さん(社会学部4年)。これまでの競技人生、第101回箱根駅伝への意気込みや今後の目標などお話を伺いました。

小さい頃から走るのが好きで、小学校の時に本格的に陸上を始め、「自分も箱根駅伝へ出たい!」と思い始めたのが中学の頃。箱根路を走ることを夢見て、中学・高校と練習に打ち込み続け法政大学へ。「『H』の一文字を胸に法政のユニフォームを着て走れば、お世話になった人たちに恩返しができるかもしれない。そう思い、迷わず進学を決めました」。念願かない、1年次から3年連続で箱根駅伝に出場した武田さん。過去3回とも「山下りの6区」を任され、特に思い出深いと語るのは3年目の第100回大会。周囲からの期待も大きく「区間賞を取って当然」という雰囲気の中、この重圧を力に変えようと決意し「チームのために走る」ことを最優先に臨んだ結果、”区間賞”を獲得することができたそう。

メンタルが強いイメージの武田さんですが、高校時代は思うような結果が伴わず陸上が嫌いになった時期も。大学では自らの弱さと改めて向き合い、試行錯誤を繰り返す中で、自分なりの克服法を見つけていったそうです。「結局は自分との闘いだと気付いてからは、他の選手と比較することもなくなりました。やってきたことを信じて、ひたすら『自分らしい走り』を追求するのみだと考えています」。

第101回箱根駅伝で法政駅伝チームが掲げる目標は、総合5位以内!「最後の箱根を笑って走り終えたいですし、これまで先輩方に支えてもらった分、その恩を後輩たちに返せるようサポートしていきたいと思います」と意気込みを力強く語ってくれました。卒業後は実業団に入る予定の武田さん。「かつて自分がそうだったように、僕の走りを見て、陸上を始める子どもたちが増えてくれたらうれしいです」。

感謝の気持ちを胸に箱根路へ挑む法政大学駅伝チームの選手たちへ、今大会も熱いご声援よろしくお願いいたします!

 

(掲載先:広報誌「HOSEI」2024年12・1月号)

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