お知らせ

【新年度特別企画】「Take the Stairs at HOSEI 2024 ~えこぴょんが語る百鬼夜行と未来に続く階段~」を開催(2024年4月27日(土)~2024年5月26日(日))

  • 2024年05月31日
  • イベント・行事
お知らせ

 法政大学環境センターは、新年度特別企画として、「Take the Stairs at HOSEI 2024 ~えこぴょんが語る百鬼夜行と未来に続く階段~」を開催しました。同企画は、平地を歩く時の約三倍のカロリーを消費し、基礎代謝の上昇及び大腿部を始めとした脚力増強が見込まれる「階段利用」を通して、「エネルギー使用量の減少」と新型コロナウィルス感染症に負けない体づくりや運動不足の解消としての「健康増進」を同時に目指す「未来に続く階段利用」を目指した取組です。

 今回は、難易度の異なる三段階の目標の中から、デフォルト目標を宣言した6名の内6名、キャンペーン目標を宣言した8名の内5名、チャレンジ目標を宣言した18名の内13名が目標達成(達成率75%)し、一日あたりの歩数の平均は11,892歩となりました。
 また、2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が五類に変更となり、感染症拡大防止策による行動制限が緩和されたことから、チャレンジ目標を宣言した参加者が多い点が特徴でした。

 参加者には「階段利用」の目安となる歩数の実施報告時に、「えこぴょんが語る百鬼夜行」をテーマに地球環境問題の解決の妨げとなるような「多くの人々が知らず知らずにとっている行動」に関連した謎解きに挑戦し、参加者32名の内、20名が全問正解しました。

 法政大学環境センターは、環境配慮行動を促すために、OECD が提唱する課題解決に向けた行動インサイトの活用に用いられている「BASIC」アプローチを用いて環境目的・目標の達成の妨げとなる「環境マネジメントプログラムとは異なる行動」を特定し、地球環境問題の解決の妨げとなる「行動バイアス」の原因を分析し、「行動変容」を取り入れて「環境マネジメントプログラム」の実施方法を大幅に工夫しています。

 こうした成果が認められて、法政大学環境センターは、「Take the Stairs at HOSEI 2021」の取り組みが脱炭素チャレンジカップ実行委員会主催「脱炭素チャレンジカップ2022」において「奨励賞」、新宿区主催「第15回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門において「奨励賞」を受賞しました。

 2024年6月、本学における事務組織の改正に伴いまして、法政大学環境センターは廃止となります。これからも大学生活における一つ一つの「行動」と「自然」とのつながりを意識し、健康的な生活を送りながら、快適に、環境の取り組みを続けていただければ幸いです。

こちらから開催報告の概要(電子ファイル)を参照することができます。