2025年4月に開設を予定しております「地域創造インスティテュート」の記念すべき開設初年度において、2名の客員教授を迎える形で「特別講義」を実施いたします。
この「特別講義」は、地域課題の解決をメインテーマに掲げる地域創造インスティテュートにとって、相応しい講義となることが期待されます。
■特別講義(希望学概論)
担当:玄田 有史 客員教授(東京大学副学長・社会科学研究所教授)
玄田有史教授は「希望学」の名づけ親として、2005 年から 東京大学社会科学研究所の研究プロ ジェクトである「希望学(希望の社会科学)」のリーダー 、 2016 年からは「危機対応学」のリーダー として活動されております。両プロジェクトは、岩手県釜石市や福井県の地域調査を進めながら、成果をまとめられております。
玄田教授自身において「希望学概論」という名称の講義実施は初めてになりますが、地域創造インスティテュートの創設初年度において実現いたします。
・東京大学社会科学研究所 玄田 有史 氏 プロフィール(外部サイト)
■特別講義(九州地域創生論)
担当:岡野 秀之 客員教授(公益財団法人九州経済調査協会・常務理事 兼 事業開発部長)
岡野秀之教授は、財団法人九州経済調査協会において、半導体産業を切り口に「産業クラスターと地域産業」に関する研究をメインテーマとしております。また、近年は、九州経済白書や月報、図説、ビッグデータ分析プラットフォーム開発等の自主研究を担当し、地域経済に関わる幅広い産業分野の調査研究に従事されており、豊富な業績に加え、対外的活動・社会貢献や他大学等における講義の実績もお持ちになっております。
今回は、科目名に敢えて「九州」という語を加え、「九州の地域創生」「九州からみた地域創生」の2つの視点を取り入れ、地域経済、地域産業、地域政策、地域実務などを含む「地域創生」について考えてゆきます。
・公益財団法人九州経済調査協会 岡野 秀之 氏 プロフィール(外部サイト)
上記の2科目はともに、地域創造インスティテュートの2025年度入学生に加え、2025年度の大学院在学生における「他専攻科目」としての履修も可能といたします。
講義の内容は、2025年3月中旬頃に公開予定の「講義概要(シラバス)」にて、お知らせいたします。ご興味のある院生の方の積極的な受講を、お待ちしております。