1.日時
2020年11月24日(火)15:30~17:10
2.場所
Zoom(オンライン上)
3.講師
舛本直文 氏
4.参加者数
8名
2020年11月24日(火)に課外教養プログラム「今こそ知ろう!オリンピック~スポーツが築く国際平和~」を実施いたしました。本プログラムは、コロナ禍で開催意義が問われるオリンピックについて国際平和の観点から捉え、その存在がこれまでに、そしてこれから果たす役割を学ぶことを目的として開催されました。
当プログラムでは講師として自称「オリンピズムの伝道師」である舛本直文先生をお招きしました。先生の専門はオリンピック教育・研究、スポーツ哲学であり、複数回のオリンピック大会の現地視察をされています。また学校団体や市区町村に向けたオリンピック・パラリンピック関連の講演を多数なされております。
プログラム当日は、学生スタッフから参加者へ、来年度におけるオリンピック開催についてどう考えているかを選択式で問うことから始まりました。「簡素化して開催」、「次回大会以降に実施」など様々な意見が挙がりました。その後語り手は先生へと移り、競泳の池江璃花子選手のメッセージ動画を皮切りとして講義が始まりました。教育・平和思想である「オリンピズム」や聖火リレーに込められた平和のメッセージ、国際協調を推進し相互理解を深めるべく開催期間中に提供される「文化プログラム」の解説など、50分という短い時間でオリンピックが持つ平和の象徴的側面を語っていただきました。
講義後にはポストコロナ時代のオリンピックの在り方についてグループで話し合うワークを行いました。「オリンピックを通じた文化交流に焦点を当て、人々の交流をさらに深めるイベントに」「コロナ禍で不安要素がありながら無観客開催というのはオリンピックの『国際平和』という意義に反するのでは」などといった意見が挙がり、開催が一年延期になった今だからこそその価値を考える貴重な時間になりました。
今回のプログラムを通じて国際社会・異文化への理解を深め、多様性を尊重する現代社会に順応する契機となっていただければ幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】嶺岸樹(経済学部経済学科3年)
※「課外教養プログラム」は正課授業だけでは満たしきれない学生の様々な好奇心に応えるために学生センターが運営しているプログラムです。
※「課外教養プログラムプロジェクトスタッフ(KYOPRO)」は、学生が学生のために課外教養プログラムを企画・運営する学生スタッフの団体です。
学生センター多摩学生生活課
TEL:042-783-2152
場所:EGG DOME 2階