坂根 徹ゼミ(テーマ:国際公共調達政策を考える)

2016年04月01日

坂根ゼミ概要

公共調達政策を、行政等の公的機関が様々な物資・サービスを調達するための政策と規定するならば、これは国際・国内の様々な行政レベルにおいて、地味ではあるが重要かつ難しい政策の一つといえる。
公共調達としては、国内行政でも建設・防衛装備・IT・業務・事務用品等々が調達されているが、国際公共調達ともいえる国際面では、例えば、国連本体・付属機関・専門機関からなる国連システムの諸機関(特に国連・WFP・UNICEF・UNHCR・UNDP・世界銀行等)において、輸送・食糧・ワクチン・医薬品・車両等々が調達されている。それらの調達では、政策目的の実現のためだけでなく、効率性の確保や不正防止をはじめ様々な考慮が求められている。また、二国間ODAでも公共調達は重要である。
このような公共調達及び国際公共調達に関する政策を多面的に考えていくことで、国際公共政策・国際行政や、国内公共政策・国内行政等への理解も深めていきたい。
なお、本ゼミでは、このような国際公共調達政策についてだけでなく、国内外の行政・政策・政治・社会等についても幅広く学んでいくようにする。

ゼミの年間計画

ガイダンス・各自の関心表明の後、公共調達政策について、国際レベルでは国連システムを、国内レベルは日本の国・地方を、主な検討対象として、様々な意義・課題・論点等を文献・資料等も適宜参照しつつ考えていく。そして、グループワークの形態も取りながら、各自が関心のある政策分野や国際機関・行政機関を選択してその公共調達政策について調査し、テーマについて自らの結論をまとめ、その結論を説得力ある形で発表し議論を行うことで、公共調達に加えて、公共政策、国連研究、行政学等々への理解も深めていく。なお、ゼミ全体を通して、公共調達自体の学習だけでなく、上記のようなより幅広いテーマに関する、個人発表やグループディベート等の機会も設ける。実施予定の合宿の詳細については、ゼミ生の皆さんとも相談しながら決定したい(例えば夏に、東北地方沿岸被災地に東日本大震災からの復興関係の視察合宿の可能性あり)。

坂根ゼミ 希望者へのメッセージ

公共調達政策は、地味ではありますが、学術的に意義があるだけでなく、行政実務的・政治的・社会的にも重要かつ難しい政策の一つです。本ゼミを通して国際面を含めて公共調達について学び理解を深め、卒業後はそのような知識も活かしつつ、国外・国内問わず国際機関・行政機関・企業その他で活躍する可能性も考えてみたい、という関心・熱意のある学生を歓迎します。

成績評価方法

演習への参加・出席態度、ならびに発表・報告の完成度によって評価を行う。

ゼミ生からのメッセージ