システムデザイン学科の特徴

従来のアナリシス主体の細分化、専門化した縦割り教育とは異なり、幅広い知識と個別技術を組み合わせながら、人間中心にシステムをデザインする、シンセシス能力を身に付けた人材の育成を目指します。そのため、人間中心の美的・機能的デザインを基本に、横断的な知識の融合と豊富な実習体験を通して、コンセプトプランニングからプロダクションマネジメントまで、「新しい価値を備えたシステムを創造しデザインする工学」を総合的に学習します。

教育体系

どんな学科?

時代が求めるシステムデザインという概念

技術が高度化、複雑化するにつれ、人間の目線や感性に合わせたデザインが置き忘れられようとしていないでしょうか。もう一度、人を中心に置いたモノづくりに立ち戻るためには、美しく、使いやすく、しかも機能的にデザインする「デザインとエンジニアリングの融合」が必要です。横断的な工学的教養を身につけ、さらに福祉・医療・社会科学など多様なジャンルとのコラボレートによる「新しい価値・モノ・システムづくり」を追究します。

どう学ぶ?

デザインとテクノロジーが融合したカリキュラム

デザイン系、エンジニアリング系、マネジメント系の3分野が有機的に結合したカリキュラムで、モノづくりのプロセスを実践的・体系的に学びます。

主な専門科目

デザインスタジオいまある「モノ」はそれでいいのか?もっとよくできないか?この授業ではあらゆる既成概念を取り払い、デザインによる「問題解決」を考えます。
3DモデリングCADによる3Dモデリングを実習。これからの工学デザイナーに欠かせない、コンピュータによる「モノ」のデザイン技術とノウハウを学びます。
ヒューマンセンタードデザインあらゆる「モノ」を、あらゆるヒトに。ここでは機能・素材だけでなく、美観だけでなく、人を中心としたデザインの方法論を学びます。
構造デザイン「モノ」を創るときには、耐久性や安全性といった力学的な観点が必要です。ここでは力学の基礎をもとに、「かたち」と「強さ」の関係を学びます。
シミュレーション世の中に起こる複雑な現象をコンピュータで考察するため、シミュレーションから実用的なソリューション技術までをコンピュータ上で実習します。
ロボットデザインロボットに何ができるか。例えば福祉ロボットや宇宙で活躍するロボットなど、幅広い分野の専門家を招いて、ロボットの可能性と技術を学びます。
生産システムデザイン実際に「モノ」が生まれる現場とは。実際に製品が造られる過程に着目し、人に優しい生産システム設計デザインの手法を学びます。
ビジネスモデルデザイン工学デザイン力をいかに「仕事」にするか。「モノ」や情報の流れを経営的な視点でとらえ、その仕組みを実現するビジネスモデルについて学びます。
プロジェクト実習・制作デザイン、エンジニアリング、マネジメント、それぞれの立場にたち、問題発見から問題解決までを実習。モノづくりを大きな視野でとらえる実習型講義。