2025年たのしいクリスマス(こども世界テーブル様主催)
1 日程 2025年12月21日(日)
2 場所 東京都渋谷区「地域交流センター代々木の杜」
3 概要
食品ロス問題は私たちの日常生活と密接に関係しており、多くの切り口から考えられる世界規模の問題です。大規模な問題だからこそ、幅広いステークホルダーが責任と危機感を抱き、思考と行動が大切になるテーマです。VSP学生スタッフは、食品ロス教育を実践と交流の実現に向けて、大学生が普段関わる機会の少ない子どもたち、社会人の方々と食品ロスに関する学びと共有を身近で行えればと考えるようになりました。そして今回、こども食堂の一角である「みんなの世界テーブル」様のクリスマス会イベントに参加させていただきました。本イベントは、参加者の子どもたちがイベントの企画と実施を行い、私たちは、参加者の子どもたちが「安心して・のびのびと・楽しく交流できる」ためのサポートと当日の準備に携わりました。対象学年は、小学校低学年から高学年であったこともあり、興味の対象や性格、気持ちの変化が様々で、サポートの際に注意する点が多くありました。多種多様な特性が自然に調和し協力する姿勢、子ども目線で考えることの難しさと多くの気づきを得ることができました。約5時間という短いイベントでしたが、前半はクリスマスメニューの調理や飾りつけを、後半は遊びと軽食を楽しむという流れで、子どもたちは常に自分で考え、時には役割分担を自然に行い、協力してイベントを楽しんでいました。イベントの最後にはサンタさんやVSPを含むスタッフからプレゼントを手渡ししてもらい、目まぐるしくも充実した時間を笑顔で過ごしていました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部国際政治学科3年 鈴木 莉々名)
4 学生参加者数 5名(法政大学3名、青山学院大学2名)
5 参加学生の感想
本イベントでは、子どもたちが安全に楽しく過ごせるよう見守りとサポートを中心に行いました。前回の千代田区コンソーシアムでのフードロス施策づくりとは異なり、子どもとの交流とサポートがメインだったので、新しい試みへの期待と同時に安全で楽しい時間を支えられるかという不安も抱えての参加となりました。イベント開始直後は緊張から不安を感じていましたが、自身の幼少期の経験を思い返し、当時の視点を意識しながら子どもたちと関わる中で、彼らが自然に互いの特性を理解し、協力しようとする姿に驚かされました。特に印象深いのは、調理とレクリエーション中の子どもたちの自然な協力と吸収力の高さです。説明を聞き、調理する姿を見てすぐに行動に移し、互いに協力して1つの料理を完成させる姿は、年齢問わず自身で考えて動く力が育っているのだと感じました。同時に、全員の理想を実現する難しさや、学年・子どもたちの性格によってスタッフの接し方が変わることへの理解に時間がかかる場面もありました。VSPがスタッフとして子どもたちの成長を自然と助長するために必要なのは、参加者が楽しいと感じ継続して小さな成功体験を増やす事だと考えます。例えば、調理の場面では分量調整はレシピの理解が必要で、料理経験が少ない子どもにとっては難しく感じる事が多いです。だからこそ、私たちスタッフは子どもたちの興味を止めることなく、率先してサポートと必要に応じたカバーをすることの大切さを実感しました。また、料理への関心を持っている子が多いことは、フードロス企画の一員として嬉しく感じました。また、団体様の子どもを尊重する対応や、保護者様との交流を間近で体験し、貴重な機会をいただいていることへの感謝と責任を感じました。次回のイベントでは、今回の気づきと課題を基に、子どもたちが納得する形で楽しみながら交流できる場のサポート並びに、子ども達の興味を大切に、食品ロス教育と年齢を超えた交流実現の架け橋となれるような企画実施に向けて準備を重ねたいと考えています。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部国際政治学科3年 鈴木 莉々名)
今回の活動を通して、子どもへの関わり方の難しさと大切さを強く感じた。フレンチトースト作りの場面では、ベーコンの分量を一部の子どもが偏って使っていたが、どこまで指摘すべきか迷った。ただ注意するのではなく、相手を傷つけずにどう伝えるかを考えることの重要性に気づいた。この経験から、伝え方一つで子どもの受け取り方や意欲が大きく変わることを学んだ。また、やり方を進んで教えてくれる子どもや、スタッフのように周囲を見て行動する子どももいて、とても感心した。一方で、同じグループの約10人の子どもをまとめることは想像以上に難しく、全員に目を配りながら声をかける大変さを感じた。この経験から、子どもをまとめるには指示だけでなく、一人ひとりの様子を見ながら関わる姿勢が大切だという気づきを得た。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 経営学部経営戦略学科1年 中川 由梨)
初めての参加で分からないことだらけでしたが、子どもたちがとても楽しそうで気づいたら自分も一緒に楽しんでいました。大人の人数が少なくて面倒を見るのに少し苦労しましたが、この経験を活かして今後は視野を広げ、もっと色々なことに気づきたいと思いました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部心理学科1年 宮原 結衣)
調理のサポートをする様子
交流後プレゼントを渡す様子