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【活動報告】〈市ケ谷〉女性のウェルネスサポートプロジェクト(10/22、11/26)

  • 2025年12月24日
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女性のウェルネスサポートプロジェクト
1 日時「生理研修」2025年10月22日、「防災訓練への参加」2025年11月26日
2 場所 「生理研修」富士見ゲート5階 G502教室、「防災訓練への参加」富士見ゲート1階 学生ホール

3 概要
ユニ・チャーム(株)様ご協力のもと、生理に関する知識を広め、人々の生理についての理解を得ていくため、「生理研修」を実施しました。本企画では性別に関係なく、生理について広めていきたいと考えており、チラシ配布の際には男女平等にいきわたるように気を配りました。また、生理研修ではユニ・チャーム(株)様による「生理研修」の実施の時点で販売されている豊富な種類の生理用品の解説や生理によって心身に起きる影響を学び、生理についての知識や生理中の女性への理解を促しました。また、男性の参加者による質問では、生理中の女性にどのような対応をとるべきなのかといった積極的な姿勢が見受けられました。女性の方も当事者意識をもって考える機会を提供することで、能動的な姿勢を持つきっかけを提供できたと感じています。「防災訓練」では、企画者が本企画の意図とする防災と女性の健康について作成したチラシを配布し、学生に生理用品が保管されていること、災害時の生理用品の配布場所を周知するための活動をしました。加えて、生理に関する相談に対応するため、学生ホールに相談所を設置しました。今回実施した「生理研修」や「防災訓練」は、十分周知されていない生理に関する知識を学ぶきっかけになり、人々の生理への理解がさらに一歩深まるような企画だったと感じています。VSP企画者として今後もこういった活動を継続して行っていきたいです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 国際文化学部国際文化学科1年 飯塚 智咲)

4 学生参加者数 「生理研修」29名(うち8名学生スタッフ企画、生理研修に申し込んだ人数21名)、「防災訓練」8名(企画メンバー)

5 企画学生の感想
今回の生理研修を受け、生理についての知見が深まったと同時に、当事者として再び生理について考える機会を得ることができました。特に、生理用品の種類の豊富さを知り、状況によって使い分けていくことができると知れたことが非常に大きいと感じています。私自身、学校で生理の教育を受けたことはあってもそこで紹介される生理用品はナプキンが主で、今回の研修を受けるまでタンポン、月経カップの存在を知りませんでした。生理用品について男性はもちろん、女性同士でもなんとなく気まずさを感じて話題にでたことはなかったので、「生理研修」は男女両方にとって有意義な経験をすることができたと思います。さらに防災訓練では、日本人学生だけではなく、留学生の方にもチラシを配り、外国人の方にもこの企画を知っていただきたいという思いが強まりました。今後も企画者の一員として活動の輪を広げていきたいと思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 国際文化学部国際文化学科1年 飯塚 智咲)

ウェルネス企画を通して、生理に対する男女間の認識の差を改めて実感するとともに、その差を少しでも縮めるきっかけを作ることができたのではないかと感じました。ユニ・チャーム(株)様の「みんなの生理研修」では、男性の参加者も多く、質疑応答の場面では女性以上に積極的に発言する姿が印象的でした。その一方で、防災訓練に向けたチラシ配りの際には「自分は男性だから関係ない」と断られてしまうこともあり、まだまだ意識の差があるなと強く感じました。このような前向きな反応と消極的な反応の両方を知ることができたのは、この企画を実施したからこそだと思います。企画者として携わる中で、多くの気づきと学びを得られた有意義な時間となりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部法律学科1年 佐々木 菜乃葉)

  • 講義での集合写真

  • 司会をする企画学生

  • 防災訓練についてのポスター

  • 防災訓練の様子

  • 防災訓練で配布したビラ

  • 防災訓練で配布したビラ

  • ピア・ラーニング・スペースでの展示

  • ピア・ラーニング・スペースでの展示