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【活動報告】〈市ケ谷〉永福町防災訓練ボランティア(11/16)

  • 2025年11月26日
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永福町防災訓練ボランティア
1 日程 2025年11月16日(日)
2 場所 セブンイレブン永福北口店付近の道路
3 概要
杉並区和泉西町会主催の防災訓練に、運営ボランティアとして参加した。私たちチーム・オレンジは会場到着後、まずは設営に着手。バケツリレー用のプール設置や子供向けのヨーヨー釣り準備、物品の搬入などに30分ほど従事し、13時のイベント開始を迎えた。イベントでの訓練内容は、AED操作、災害時トイレの体験、煙体験、消火器体験、スタンドパイプ放水など多岐にわたる。各訓練をクリアした地域の子供がご褒美としてヨーヨー釣りに参加できる仕組みになっており、チーム・オレンジは主にこのヨーヨー釣りの運営や、災害時トイレの解説を担当した。フィナーレには全員参加のバケツリレーが行われた。楽しみながら防災知識をインプット・アウトプットできる有意義なイベントであると同時に、老若男女が自然に交流できる、地域ならではの温かみを感じる場であった。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科4年 山本 真聖)

5 参加人数 5名
6 参加学生の感想
本イベントの最大の特徴は、「楽しみながら防災について学ぶ」をコンセプトに、より多くの人に防災に興味をもってもらえるよう工夫が凝らされているところだ。防災というと真面目で固いイメージがあり、特にこどもの興味を引くのが難しい。そこで、本イベントではこどもでも楽しめるようにと、スタンプラリー方式で体験ブースを回る仕組みになっていた。非常用トイレや消火器、スタンドパイプでの放水、AED、煙体験、バケツリレーなど、普段では中々体験のできないアクティビティが豊富に用意されており、こどもたちは興味津々だ。もちろん、こどもたちに同伴している保護者や高齢の方も目の前のアクティビティに関心を示してくださり、質問をしてくださる方もいた。このように、こどもたちはスタンプを集めるのを楽しみつつ、防災に関する道具や知識に触れることができるのだ。また、町会やNPO、消防署、消防団、地域住民など、複数の組織・コミュニティが協力して実施された防災イベントであることも、本イベントの特徴の一つだ。地域全体を巻き込むことで、組織・コミュニティ間を越えた様々な立場の人との交流の場となり、地域に活気と連帯感が生まれる。この効果と可能性について、本イベントに参加したことで気づかされた。今回の経験をもとに、「楽しみながら学ぶ・備える」という姿勢を大切にすることで、より多くの人々にとって防災について考える入り口をぐっと身近にできる企画を考案・実施していきたいと考えている。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 人間環境学部人間環境学科2年 藤原 あやめ)

前回の南千住での防災訓練の参加をきっかけに、今回もNPO法人防災コミュニティネットワークが開催した永福町での防災訓練に参加した。この防災訓練は、学校などで実施する防災訓練とは違い、どちらかといえば防災フェスという形で実施される。今回私は主に、ヨーヨー釣りのブースの運営をしていた。ただ防災訓練を行うだけでなく、ヨーヨー釣りや、屋台を設営することで祭りになり、地域の人々の参加意欲が高まるうえに防災について知る良い機会となる。そしてそれが地域交流の場ともなることを認識した。このような「防災フェス」の有用性を再認識し、今後もこの活動を続ける、広めることが大切になると考えた。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科1年 安士 奏翔)

  • ヨーヨーづくりをする学生

  • ヨーヨー釣りの運営をする様子

  • バケツリレーの様子

  • 参加者の集合写真