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【活動報告】〈市ケ谷〉海岸清掃企画(10/17、10/19)

  • 2025年11月07日
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海岸清掃企画
1 日程 2025年10月17日(金)、10月19日(日)
2 場所 講義:大内山校舎6階Y604教室 海岸清掃:藤沢市鵠沼海岸
3 概要
昨年度の3月の活動に続き、かながわ海岸美化財団様のご指導のもと、10月17日(金)は海洋ごみについての理解を深めることを目的として、大学にて事前講義を実施した。本講義では海岸清掃に必要な知識を教えていただくだけでなく、海洋ごみ問題に対して私たち学生はどのような行動をとることができるかについて、グループディスカッションを行った。そして2日後の10月19日(日)には、講義で学んだことを踏まえ、藤沢市の鵠沼海岸にて海岸清掃を行った。海岸は一見綺麗に見えるものの、よく観察すると人工芝やカラーコーンの破片などのマイクロプラスチックが散在していた。小さなごみは海洋生物が容易に飲み込んでしまい、海洋生物に悪影響を及ぼすおそれがあるため、多様な生物と共存していくためには、継続的な海岸清掃をすることが重要であることを実感した。また、日常生活におけるごみの分別の在り方を見直す機会となった。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科2年 大平 夏実)

4 学生参加者数 講義14名 現地清掃活動23名
5 企画学生の感想
私はこれまでに2度海岸清掃に参加したことがあり、今回は3回目の活動であったが、その中で強く印象に残った出来事がある。それは清掃中、鵠沼海岸にサーフィンで訪れていた方が、私たち学生が何をしているのか尋ねてきたことである。今回の清掃はペットボトルのような大きなごみより、マイクロプラスチックのような小さなごみを拾うことが多かったため、私たちの活動内容が外見からはわかりにくかったようだった。しかし海岸清掃を行っていることをお伝えすると大変感心された様子で、その方自身もごみをしっかり持って帰り、海岸を綺麗に利用するとのことをお話ししてくださった。このように今回の活動を通じてVSPのメンバーや一般学生だけでなく、私たちが清掃している姿を見た鵠沼海岸の利用者の意識や行動に良い影響を与えられたことは、本企画の大きな成果であったと感じている。(ボランティアセンター学生スタッフVSP人間環境学部人間環境学科2年 大平 夏実)

6 参加学生の感想
漠然と海洋ゴミ問題についての意識はあったものの、その内実や解決方法についての知識は全く無かったため、ごみ拾いの前に事前講義の実施があったことがとても助かった。そして、講義を聞いて問題意識を高く持ったまま、実際に海岸でのゴミ拾いを行えたことで、貢献をしているという実感をもてた事が何よりやりがいに繋がった。焼け石に水だと諦観していては仕方ないと、改めて思えた。(経済学部経済学科4年 吉田 舜)

  • 司会をする企画者

  • かながわ海岸美化財団さまの講義

  • 鵠沼海岸での清掃の様子

  • 拾い集めたマイクロプラスチック

  • かながわ海岸美化財団さまから海岸のゴミについての説明を受ける参加者

  • 集合写真