2025年度 東京メトロ飯田橋駅ボランティア研修会
1 日程 2025年6月7日(土)
2 場所 富士見ゲート1階 学生ホール、東京メトロ飯田橋駅構内
3 概要
市ケ谷ボランティアセンターと東京メトロは、飯田橋駅構内の「見守る目」として、2017年6月から学生によるボランティア活動を継続して今年で9年目となります。講師に公益財団法人日本ケアフィット共育機構をお招きし、座学と実技を交え、活動にあたっての基礎知識や注意点、心構えを学びました。座学では、障がいには個人差があることやサポートを不要としている人もいるので、必ずお声がけをする等ご案内の方法について理解を深めました。実技では車椅子利用や視覚障がいの方との接し方についてや、車椅子の折り畳み方などの基本的な取り扱い方法を二人一組になり、視覚障がいの方のご案内方法などを体験しました。最後にペーパーテストを実施し、全員がサービス介助基礎検定の資格を取得しました。「大学から一番近い地域貢献ボランティア」である東京メトロ飯田橋駅ボランティアを今後ともしっかり進めていけるよう努めたいです。
4 学生参加者数 12名
5 参加学生の感想
本日は障害者への対応や駅構内での対応の仕方など、貴重な体験をさせていただきました。障害者対応講座では車椅子の方や視覚障害者の対応を実践形式に行い身体で覚えることが出来ました。また、駅構内での対応講座では飯田橋駅の通路や改札をまわり、駅構内をある程度把握することが出来ました。今日行ったこの内容を生かしてこれから多くの方のサポートをしていきたいと思います。(ボランティアセンター学生スタッフ東京メトロ飯田橋駅ボランティア デザイン工学部都市環境デザイン工学科4年 古賀 大善)
障害者や高齢者が、どのような点で困っているのか、実際に体験することで少し理解することができたように感じる。特に、視覚障害者や車いすをご利用の方が、介助される際にどのような不安を感じるかを疑似体験することができたので、ボランティアをする際に今回の経験を生かして、少しでも安心して駅をご利用いただけるよう努めていきたい。(ボランティアセンター学生スタッフ東京メトロ飯田橋駅ボランティア 法学部法律学科2年 高橋 圭佑)
車椅子の扱い方や高齢の方への対応の仕方などを学べたので良かった。白内障の方の視力、視覚を想定されたメガネは本当に見えづらくて初めて実体験できて良かった。(ボランティアセンター学生スタッフ東京メトロ飯田橋駅ボランティア 法学部法律学科1年 池澤 ゆい)
段差で車いすの使用法の実技を体験する学生
視覚障がいの方の見え方を体験する学生
車いす利用の方の接し方について学ぶ学生
東京メトロの社員の方から施設や活動の説明を聞く学生
認定証を授与される学生
参加者全員で記念撮影