セラピードッグについて学ぼう!企画
1 日程 2025年6月4日(水)
2 場所 法政大学市ケ谷キャンパス 外濠校舎5階523~526会議室
3 概要
市ケ谷ボランティアセンターVSPでは、NPO法人セラピードッグすまいるわんの皆様にご協力いただきセラピードッグ体験を実施しました。8名のハンドラーの方と7頭のセラピー犬にお越しいただきました。はじめに、代表理事を務める時田様より日本におけるアニマルセラピーの現状、動物と人は相互に関連しているというOne Welfareの考え方、学校や福祉施設での実際のセラピー活動などについて講義をしていただいた後、セラピー体験をさせていただきました。参加者全員で大きな円になり、ハンドラーの方とセラピー犬に順番に回っていただく形式で行いました。ハンドラーの方からそれぞれのセラピー犬の特徴を教えていただきながら触れ合い体験をすることで、セラピー活動はチームプレーであるというお言葉の意味を実感しました。実際に触れ合うことで参加者のみなさんが自然と笑顔になり、初対面の学生同士で会話が生まれるなど素敵な時間を過ごすことができました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 栁澤 心李)
4 学生参加者数33名
5 企画学生の感想
企画を通して、セラピー活動には癒しを与えるという面だけでなく、療法や教育の面もあるということを初めて知りました。実際のセラピー体験では、それぞれの犬によって立ち回りや果たす役割が全く違うことを体感できました。セラピードッグたちが入ってきた瞬間に皆が笑顔になり、また、触れ合うことでとても癒されました。ハンドラーの方々の興味深いお話も聞け、有意義な時間を過ごすことができました。しかし、現在はセラピー犬や活動機関が少ない状況であるとのことだったので、このような素敵な活動が日本中に広まってほしいという思いになりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部法律学科 2年 深澤 春香)
今回の体験で最も驚いたことはセラピードッグという言葉が造語であったことです。講義を受けるまでは、セラピードッグはただ犬を愛でて癒されるだけの存在であると思っていました。しかし、講義を通じて、セラピードッグは癒しの効果だけではなく、血圧を下げるなど身体の健康を改善する効果やうつ病からの回復を促すなど多くの役割を担っていると知り、この講義が自分にとって有意義な時間であったと感じました。また実際に動物たちと触れ合い、その鼓動や体温を感じることで、自分の心境にどのような変化があったかを実感することが出来ました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科1年 飯沼 奈那)
6 参加学生の感想
今回企画に参加して、セラピードッグやアニマルセラピーに対する認識が大きく変化しました。また、アニマルセラピーという言葉が日本のマスコミによって作られた造語だと初めて知りました。動物介在介入が人にもたらす効果は非常に様々あり、今回体験したことで実際にその効果を体感することができました。セラピー犬は多くの人とコミュニケーションをとるという点で、落ち着きがある真面目な子が多いと思っていたのですが、ストレスを貯めないためにも、セラピー犬はある程度の不真面目さ、ワガママさも持っていることが大切だと聞いて驚きました。 貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
NPO法人セラピードッグすまいるわん様の講義
ハンドラーの方からお話をうかがう様子
一人一人丁寧にセラピー体験をさせていただきました
集合写真