防災館に行こう~防災地下神殿 龍Q館~
1 実施日 2025年4月27日(日)
2 場所 埼玉県春日部市首都圏外郭放水路
地底探検ミュージアム龍Q館
3 概要
今回訪れた首都圏外郭放水路は、台風や集中豪雨などによる大雨被害から河川の氾濫を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路であり、所在地である埼玉県春日部市をはじめ周辺地域の暮らしと安全を支える重要な施設である。この施設の見学を通して、日常生活では感じることのできない地下における防災技術のスケールの大きさや、構造の工夫を実感することができ、災害対策の重要性を考える貴重なきっかけとなった。また、地底探検ミュージアム龍Q館では、放水路の仕組みや役割を、映像や模型を通して学ぶことができた。当日の見学中は、地下放水路の構造や役割についての説明に対して、参加学生全員が真剣に耳を傾ける姿が非常に印象的であり、防災に対する関心の高さと学びへの積極的な姿勢がうかがえた。 (ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 文学部地理学科3年 蛯原 隆晟)
3 参加人数 24名
4 企画学生の感想
今回の企画には、新1年生を含む多くの学生から応募があった。当初は、首都圏外郭放水路が駅から徒歩30分であり参加者が集まるか懸念されていたが、想定の3倍以上の学生から申し込みがあった。普段から多くの学生が治水施設に強い関心を持っているということだ。当日は、巨大な調圧水槽の見学だけでなく、龍Q館で施設の方の話を真剣に聞く学生の姿が印象的だった。普段の生活では目にすることのない施設だが、災害時には被害を軽減する重要な役割を担っており、実際にその現場を目にすることができたのは、学生にとって貴重な時間となった。(ボランティアセンター 学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科3年 川島 里奈)
5 参加学生の感想
テレビや写真で見たことはあったけど、実際に足を運んでみると、想像以上のスケールに圧倒された。巨大なコンクリートの柱が並ぶ光景はまるで地下神殿のようで、言葉を失うほどの迫力だった。地下に降りるためには長い階段を下りる必要があって、少し大変だったけれど、その分、目の前に広がった空間には感動しかなかった。ツアーガイドさんの説明もわかりやすく、普段は見ることのできない防災インフラの裏側を知ることができたのも貴重な体験だった。もしまだ行ったことがない人がいたら、ぜひ一度見てほしい。この施設が、日々私たちの生活を支えてくれているんだと思うと、自然と感謝の気持ちが湧いてきた。(理工学部電気電子工学科1年 阿部 凌介)
ポンプ設備について学ぶ学生
参加者全員で記念撮影