農業ボランティア
1 日程 2024年12月15日(日)
2 場所 群馬県渋川市
3 概要
市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフVSPでは、本学学部生を対象とし、農家さんに対して大学生による援農支援をする企画、農業企画第3弾を実施いたしました。本企画では、援農支援を通じて本学学部生に、今の日本の農業の実情と未来の農業の形について知り、考える機会を提供することを目標に、ありのままの農業体験ができるよう工夫を重ねて参りました。今回においても、特定非営利活動法人よいおやさい様協力のもと、群馬県渋川市周辺農家さんにおいて、ブルーベリーの剪定作業、ネギの苗周辺の草取り、春菊や大根の収穫など実践的かつ多岐にわたる農作業を行いました。当日はとても寒く、加えて手作業での農作業も多いために体調を崩される方等もいらっしゃるのではと心配しておりましたが、防寒対策の呼びかけや適宜休憩時間等を設けることで、参加者の安全にも気を配りながら無事に企画を実施することができたと思います。(ボランティアセンター学生スタッフ VSP 法学部法律学科2年 重永 等)
4 学生参加者数 19名
5 企画学生の感想
3回目となる本企画においては、より幅広く、高度な農作業を体験いたしました。そのために過去2回の企画と比較して、より多面的で、より実践的な援農支援を実施することができたと思います。参加者からも、農業の大変さを知ることができた一方で、「農業のなぜ?」の部分を多く知ることができ、その面白さや奥深さを感じることができたという声も多く聞かれ、本企画の最終目標である、大学生に日本の農業について考えてもらうという部分も達成できたと実感しております。今後も、継続的な支援に加えて、子ども食堂など他分野のボランティア事業とも連携した、より多面的な農業ボランティアの形を模索していきたいです。(ボランティアセンター学生スタッフ VSP 法学部法律学科2年 重永 等)
6 参加学生の感想
今回はブルーベリーの剪定作業や雑草を除去する作業、穴を掘る作業など今後の季節に向けたお手伝いをさせていただきました。このような下準備の作業は地道ではありますが、質の良い野菜や果物をつくるための大事なことだと感じました。また、今回協力していただいた方々は作業手順だけでなく、なぜその作業を行うのかや植物を育てる際の注目点など多くのことを優しく教えてくださいました。そのおかげで少しですが農業に対する意識や考え方が変わった気がします。また、機会があればぜひ参加したいです。(デザイン工学部都市環境デザイン工学科3年 古賀 大善)
初めてのボランティア参加で、今回参加しようと思ったのも、ゼミを決める中で自分が将来やりたいことがないのだということが分かり、とりあえず色々な活動に参加しようと思ったからでした。農業の経験はなく、1人での参加だったので不安なことも多かったのですが、現地の方々や主催者の皆様が温かく、楽しく充実した1日を過ごすことができました。機械化が進む中で、農業は手作業も多く、職の原点を見られたような気がしました。また、普段私たちが食べている野菜などは農家さんの苦労によるものだということが感じられ、より一層食事をする時には感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思いました。またボランティアに参加したいです。(経営学部経営学科2年 久志本 葵)
ネギの苗周辺の草取りの様子
ブルーベリーの剪定をする学生
ビニールハウスの中での活動
大根の収穫を喜ぶ学生
メンバーで協力しながらの農作業
集合写真