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防災キャンプ
1 日程 2024年11月16日(土)~17日(日)
2 場所 法政大学市ケ谷キャンパス 池袋防災館
3 概要
首都直下型地震が発生し、帰宅困難者となったことを想定して法政大学市ケ谷キャンパス内にて宿泊体験を行った。トヨタモビリティ東京様に電気自動車をお借りしてハウス食品グループ本社株式会社様のレトルトカレーを調理した炊き出し体験や、麹町消防署から高齢者が避難する際の体験ができるスーツ等をお借りした避難体験を実施した。夜は避難所での生活を想定して市ケ谷総合体育館にて段ボールのみで仕切られた空間で就寝した。また、防災コミュニティネットワーク様には災害時のSNS の使い方に関する講義をいただいた。さらに、池袋防災館にも足を運び、東日本大震災で実際に起こった地震の揺れが再現された地震体験を行った。一連の活動を通して楽しみながら日本の避難所について考え直すきっかけとなった。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 文学部地理学科2年 渡邊 映乃)
4 学生参加者数 27名
5 企画学生の感想
大学生活の中で普段意識しなかった防災設備や災害時の備えについて深く学ぶことができた。企画者としてスキッド体験に携わり、初めてその存在を知るなど新たな発見も多くあった。防災館での震度7の揺れ体験では災害時の恐ろしさを実感するとともに日常生活で防災の備えを意識することの大切さを改めて感じた。他国の避難所の充実ぶりにも触れ、日本の避難所環境への改善点についても考えさせられた有意義な学びの機会となった。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科2年 川島 里奈)
今まで避難所での生活を自分とあまり関係のないものとして考えていたため、1泊だけでも実際に体験してその大変さを強く感じた。高齢者や体に不自由がある人は避難所で生活するときに自分よりももっと大変なことが多く、現状の避難所では厳しいのではないかと感じた。また、私たちは人口が多い場所で生活しているが、実際に巨大地震などが発生したときに、今までと同じ環境の避難所ではとても快適な生活とは言えないとも感じた、どのような工夫をしていくかについて、災害が起きる前に決めておく必要があると考えた。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 国際文化学部国際文化学科1年 飯田 みゆき)
今回の防災キャンプに参加してみて、もし地震が起こって自分が避難する身となったら、ということについて想像が足りていなかったと痛感した。災害用伝言ダイヤル(171)や非常食の活用方法など、知識が足りていなかったことはもちろん、何が不便で何が必要なのか、自分が体験することで気づけることがとても多かったし、もしもを想像するいい機会となった。学ぶこと、吸収できることがとても多く、貴重な体験になった。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 人間環境学部人間環境学科1年 花井 美友)