能登半島沖地震における災害救援ボランティア
1 日程 2024年8月19日(月)~21日(水)
8月22日(木)~24日(土)
2 場所 石川県輪島市
3 概要
2024年8月19日(月)~21日(水)に前半隊、22日(木)~24日(土)に後半隊という日程で、能登半島沖地震における災害救援ボランティアが実施された。前半隊、後半隊共に2つの班に分かれて作業を行った。前半隊では、がれきの撤去、ブロック塀の運びだしと避難所の設営を行った。後半隊では、ガラスの撤去や、半壊している建物から荷物を出すなどの作業を実施した。今回、2泊3日でボランティア活動を行ったが、復興、復旧はまだまだ遠いと多くの学生が実感した。これから何度でも、現地での活動をしていきたいと考えるとともに、現地ではなくてもできる活動はあるのではないかと感じた。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 文学部地理学科2年 小林 真聖)
4 学生参加者数 29名
5 参加学生の感想
報道と現実のギャップを感じた3日間だった。80-90%以上断水解消という報道があっても、個々の家では未だに、半数以上が解決していない現状に驚いた。7ヶ月が経ちメディアで取り上げられる機会も減った今、積極的な情報収集が必要だと学んだ。活動内容はブロック塀の解体・粉砕などで、企業の方や一般ボランティアの方々と共同で作業を進める中で、コミュニケーションの大切さを再確認した。また、依頼主の方や女将さん、バスの運転手さんなどから色々なお話を聞き、貴重な経験をさせていただいた。これを周りにどう伝えるべきなのかを考え、行動していきたい。(法学部法律学科3年 後藤 元香)
能登半島沖地震の災害救援ボランティアを通じて、被災地の現状と復興の困難さというものを体験した。震災から半年以上経過しても、倒壊家屋や目に見えない被害が残る現実に直面し、長期的な支援の必要性を痛感した。同時に、ボランティア同士の協力や役割分担の重要性も学んだ。作業は困難が伴うものもあったが、少しずつ復興貢献できたという達成感は大きな励みとなった。この経験を通じて、災害への備えや継続的な支援の重要性を再認識し、今後の防災意識や社会貢献活動に活かしていきたいと思う。(法学部政治学科2年 齊藤 直哉)
崩れたブロック塀を集める学生
避難所を清掃する学生
休憩時間中に依頼者の話を聴く学生
本を整理する学生
ブロック塀や瓦を集める学生
反省会をする様子
集合写真(前半隊)
集合写真(後半隊)