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【活動報告】〈市ケ谷〉学習の貧困企画~私たちにできること~(6/27)

  • 2024年07月11日
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学習の貧困企画~私たちにできること~
1 ⽇程 2024年6⽉27⽇(⽊)
2 場所 市ヶ⾕キャンパス富⼠⾒ゲート4階G403教室
3 概要
昨年度に引き続き⼦どもに関する企画を実施しようと考え、学習⽀援がテーマとなりました。相対的貧困により思い通りに学習ができない、学習できる環境にいない⼦どもたちをテーマに企画が進⾏しました。協⼒団体は⼦どもの貧困解決を⽬標に活動している認定NPO法⼈キッズドアさんです。企画メンバーは約半年間キッズドアさんが運営する学習会にボランティアとして参加させて頂きました。実際に参加させていただくことで現場を知り、私たちに何かできないか、どのようにしたらうまくいくのかとより深く考えるきっかけとなりました。 当⽇はキッズドア様の講義、VSP企画者による体験談の発表、ディスカッション、質疑応答の順で進⾏しました。 講義は「学習の貧困〜私たちにできること〜」をテーマに⾏って頂き、講義中に参加者に意⾒を求めるなど考える機会を頂きました。ディスカッションでは「地域や家庭による教育格差をどのようにしたら減らせるか」「勉強が苦⼿な⼦どもに学習を習慣化してもらうにはどうすればよいか」をテーマに⾏いました。参加者全員が積極的に話し、良い意⾒交換ができたと思います。最後の質疑応答では多くの参加者から的確な質問をして頂き理解が深まったと感じます。 現実に起きている問題を認識し、実際にキッズドア様が⾏っている⽀援を知ることができました。⼈間⼀⼈だけでは到底解決できないような問題を社会全体が認知かつ理解し、⾏動をすることで良い⽅向に向かうのではないでしょうか。(ボランティアセンター学⽣スタッフVSP  理⼯学部経営システム⼯学科3年 ⼭本 樹輝)

4 学生参加者数  28名(法政27名 三輪田学園1名)

5 企画者の感想
実際にキッズドアさんが⾏っている学習会に参加した時に、⼦どもたちを⾃⽴させることが最終⽬的であるということが印象的でした。教える側の⼈間はずっとそばにいるのではなく少し距離を置いて⾒守るような感覚でいるべきだと学ぶことができました。また、⼀⼈⼀⼈周りの環境が異なっているため⼦どもたちを理解するときは広い視野を持つべきだと学ぶことができました。この課題を解決するためにはたくさんの⼤⼈たちの⼒が必要になってくると思います。今回のような企画を通してたくさんの⼈たちに現状を知ってもらうことが解決の⼀歩になると思いました。(ボランティアセンター学⽣スタッフVSP  法学部法律学科2年 新免 佳奈)

キッズドア様の講義では、⼦どもの貧困に関する問題と⺠間団体が⾏っている無料学習⽀援等の取り組みについて⼤変貴重なお話を聞くことができました。企画に参加していただいた⽅とのグループディスカッションでは、⾃分では思いつかなかった考え⽅を知ることができ、視野がとても広がりました。講義を聞いた後にディスカッションを行うことでより一層理解を深めることができたため、ディスカッションをすることの重要性を感じました。⼦どもの教育⽀援企画に参加したことが⾃分にできることは何なのかを考えるきっかけとなりました。参加することができてよかったです。(ボランティアセンター学⽣スタッフ VSP 法学部政治学科1年 柳澤 ⼼李)

6 参加学生の感想
日本にもこのような状況の貧困による教育格差が起こっていることに驚いた。また、子どもの教育を受けられる環境を無償で提供する場所があるということが素晴らしいと思った。私もこの問題に対して興味が出たので塾でバイトをしている経験や自分の持つスキルを使ってできることを考えて見ようと思った。(法学部政治学科1年 吉田 彩葉)

 

 

 

 

 

  • キッズドア様の講義

  • 司会をするVSP企画者

  • 学習支援のボランティア体験を話す学生

  • グループディスカッションの様子

  • グループディスカッションで出た意見を発表する様子

  • 集合写真