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バリアフル社会 〜みんなが笑って暮らせる社会を目指して〜
1.日程 2023年6月13日(火) 20日(火) 27日(火)(全3回)
2.場所 富士見ゲート4階 G401教室
3.概要
例年ボランティアセンター主催で後期に全8回の「手話講座(入門編)開催し、手話について学ぶ機会を設けていますが、今回はろう者だけでなく視覚障がい者や肢体不自由者についても学生に関心を持ってもらうため企画を実施しました。又、講師として手話講座の講師を務めてくださった中野佐代子先生をお迎えしました。中野先生には第1回目の講座では視覚の変化と視覚障がい者・児について、第2回目は肢体不自由児・者について、第3回目は「盲ろう者」についての講話をしていただきました。本講座を通して多くの参加学生が障がい者に対して他方面から学び、興味を持つきっかけを持つことができたのではないかなと思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科1年 高木 結衣)
4.学生参加者数 39名(全3回延べ人数)(法政27名 共立女子大12名)
5.企画学生の感想
先生のおっしゃった「無知は差別を生む」がとても心に残っている。子ども用車いすはベビーカーに間違われることが多く、畳むように言われたりすることがある。車いす利用者の方が優先的に待遇された時、悪態をつく人がいる。これらの原因は全て知らないことである。恥ずかしながら私も今回の講義で初めて耳にする話題が多かった。そのため、今回全3回の講義を通して社会にいるさまざまな人々の視点について理解を深められた。私たちが障がいを持つ方に配慮をしていくべきであり、まずそのためには私たちが障がいについて一緒に学び、知識を身につけ、寄り添っていくべきだと考えた。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 経営学部経営学科1年 山内 万結子)
6.参加学生の感想
またひとつ知見が広がり、より多くの人とコミュニケーションが取れるような気がしました。講義内で紹介されていたヘレンケラーの言葉「愛の対極にあるのは憎しみではなく無知」が印象的でした。知らないと気にすることもなく、そして助けを必要とする人々の思いや考えを自分なりに考えるだけに終わってしまうように思います。まずは『知ること』を大切にしたいです。指文字、点字、手話を知った時、沢山の人と意思疎通がとれるとわくわくしました。そのために、上記の事柄について勉強します。有意義な時間をありがとうございました。(法学部法律学科1年 根岸 祐里)
主に車椅子利用者について学んだ。私も中学生の頃車椅子生活をしていたので共感できることもありつつ、麻痺の苦労などはわかったつもりでいたが、実際のエピソードを聞くとしっかりと理解できていないことがわかった。誰かに対する優しさが誰かの障害になることがあるということを学んで一部のことを知っているだけだとそうなってしまうので、できる範囲で広く知ることが大切だなと思った。 講義後に講師の方とお話しできたことがとっても嬉しかったです。友達と障害について語ることが滅多にないので今日参加して本当に良かったなと思いました。ありがとうございました。 (共立女子大学ビジネス学部4年 鈴木 陽那)