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発達障害について考える会
1、 日程 5月30日(火)
2、場所 外濠校舎5階523~526会議室
3、概要
最近になって知名度が上がり、身近になりつつある発達障害に関して、正しい理解を促し、当事者とどのようにかかわっていくべきか考えを深める場を提供するという目的で、本企画を実施しました。本企画では、特に大学生や大人に焦点を当てることで、参加者に寄り添った視点の企画となるよう工夫しました。実施形態は、参加者がより円滑にコミュニケーションをとれるよう、対面に決定。当日は、NPO法人発達わんぱく会理事長の小田知宏様よりご講演をいただき、そのうえでディスカッションとシェアリングをするという形で企画を進めました。なお、企画は二部構成として、「発達障害の基本概念」と「発達障害を持つ人の困りごと」という2つのトピックを設けました。企画の実施までには、発達障害の当事者と当事者でない人とが混在する中で、どのようなトピックを扱えばいいのか、匿名性に配慮すべきかなど、かなり悩むところがありました。しかし、実施後アンケートを見る限り、本企画の評価は高く、それぞれの参加者がそれぞれの気づきを得ることができたようです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部英文学科2年 佐々木 澄香)
4、参加人数 37名(法政17名 共立女子大学7名 三輪田学園13名)
5、企画学生の感想
今回の発達障害企画には、発達障害とはどういうものなのかという興味から参加しました。講義の中では「ちょっと違う」ことへの配慮の有無で、違うことが長所か二次障害になるということを知り、当事者以外の周囲の配慮の大切さを感じました。また、ディスカッションでは配慮の仕方や気遣いなどを話し合い、発達障害との向き合い方を共有することができました。発達障害という言葉が実は自分とは縁遠いことではなく、身近な問題だと実感できる機会となりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科3年 薄井 春彦)
6、参加学生の感想
本日参加してみて、発達障害は明確なラインが決められているわけでは無いし、そう言った人々への配慮というよりも、誰しも得手不得手があるから、足りない部分を補い合おうという考え方が素敵だなと思いました。(社会学部社会学科4年 内野 結月)