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【市ヶ谷】セラピードッグとのつながり
1. 日時 2023年5月18日(木)16:50~18:50
2. 場所 外濠校舎 5階 523~526会議室
3 .概要
世間では未だ認知度の低いセラピードッグについて、セラピードッグとは何なのか、犬との触れ合いがどのような心理的効果を我々に与えるのかを実際にセラピードッグとふれあいながら、講師にNPO法人セラピードッグすまいるわん様をお迎えし、講義していただきました。後半ではふれあい体験後、「コロナ禍でセラピードッグがいたらどうだったか」というテーマについてグループごとにディスカッションを行いました。どこを触られても動じないトレーニングを積んだセラピードッグの安定感に、ふれあう事の心理的効果を多くの学生が実感することになった企画となりました。 (ボランティアセンター学生スタッフVSP 国際文化学部国際文化学科2年 高見澤 礼)
4.学生参加者数 30名(共立女子大学6名)
5.企画学生の感想
今回のセラピードッグ企画には、セラピードッグとは一体どういう存在なのか知りたいという興味から参加しました。講義で扱ったAAI(動物介在介入)の中のAAE(動物介在教育)による発達に関わる諸項目への影響を知ることができました。また、セラピードッグ体験では、体温や肌触りを感じることができたほか、精神的にポジティブになりました。身近に動物がいないので、今回の体験ではセラピードッグとのふれあいのなかで、身近な動物の存在の大きさを実感できました。講義全体を通してセラピードッグが必要とされる理由を知ることができました。 (ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科3年 薄井 春彦)
セラピードッグを体験してみて、授業が続いていて疲れていた身体が癒されました。犬と触れ合うことでしか得られない、癒しや安心感があるのだということを身をもって体験することが出来ました。私は、大学に入学してからオンライン授業などコロナ禍で友達と会えないことが続き、孤独感を感じることがありました。そんな時に、飼っている犬を触ることで、孤独感が少し和らぎ、救われていたと思います。セラピードッグを体験して、私のように多くの人が癒しや安心感を得てほしいと思いました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科3年 久保木 日奈)
6.参加学生の感想
セラピードッグの役割や人間に与える効果について初めて知ることができた。特に高齢者介護において介護の必要なレベルの認定が可能になったり、施設利用者の性格に合った犬がマッチングできるような仕組みが用意されていることに驚かされた。また日本においてセラピードッグの認知が進んでおらずセラピー犬の数の不足や受け入れ先不足などさまざまな問題があり認知拡大を進めると共に医療との提携や学校教育への導入など制度の確立が必要だと感じた。(経営学部経営戦略学科4年 土寄 人和)